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現代経営学部と人間科学部の学生有志によるネパール企業との産学連携・海外インターンシップの様子

2017/08/30

現代経営学部の後藤智専任講師と学生有志6名が、Incentive Group of Company (IGC)との産学連携プロジェクトを実施。
7/31(月)~8/6(日)、ネパールの首都・カトマンズでIGCの本社を訪れ、工場やカトマンズの街を調査・取材してネパールにある技術を使った日本人向け新商品の企画を立案、IGCの社員の方々に提案するという海外インターンシップを行いました。

東洋学園大学_ネパールのIGC社を訪れた学生たち

今回のインターンシップを実施したネパールは、カースト制度の名残による差別の存在や、インフラや経済の未発達、その要因となっている周辺諸国との関係性などをはじめとする政治・社会システム、地政学上の問題、さらに言語が異なる約100の民族が暮らしているという多民族・多宗教国家であることなど、日本の現代社会とは全く異なるさまざまな社会問題を抱えています。

学生たちはネパール到着後、空港の小ささや信号がほとんどなく車線の概念がない道路など、日本の常識が通用しない現地の風景に衝撃を受けながらIGCの本社を訪問。
「ネパールにある技術を使った日本人向け新商品の企画」というテーマを受け、現地でビジネスを行うNPO法人colorbath代表の吉川氏より、ネパールの現状と商品企画にあたって必要となる視点などのレクチャーを受けました。

東洋学園大学_ネパールのIGC社での写真 東洋学園大学_ネパールの市街

その後、3日間にわたってパシュミナ工場や仏教の寺院、ヒンドゥー教の寺院、孤児院、ハンディクラフト工場などを見学し、ネパールの社会や人々の暮らしについて様々な側面から調査。
働く女性や子どもたちの生活や彼らを取り巻く社会問題、宗教や民族についてなど、日本人の感覚や価値観と異なる世界を目の当たりにしました。

東洋学園大学_ネパールの工場 東洋学園大学_ネパールの寺院

また、実際に羊毛フェルトの作品作りを体験したり、寺院周辺にある観光客向け土産物店の品ぞろえに着目したり、工場の経営者と長時間の質疑応答を行ってヨーロッパの顧客と日本の顧客が求める商品の違いについて学んだりと、各学生が海外ビジネスに対する新たな知識や新商品開発に向けたヒントをたくさん得たようです。

東洋学園大学_フェルト細工を体験する学生 東洋学園大学_羊毛フェルト製品を見学

調査のかたわら、IGCのご協力の下で商品開発のワークショップも進行。
滞在先のホテルでは企業へのプレゼンテーションに向け、深夜まで自主的に商品企画案を制作する学生たちの姿が見られました。

東洋学園大学_企画を考える学生たち 東洋学園大学_ホテルでの作業風景

終日には在ネパール日本国大使と面会し、商品案に対してネパールの現状を踏まえた非常に現実的で冷静な意見をいただくことができました。

東洋学園大学_在ネパール日本国大使との記念撮影

その後、IGCにて同社の経営陣への最終プレゼンテーションを実施。
ネパールの手作りフェルトを活用した案として、消費者がオリジナルの加工を加えられるフェルト製の写真立てやフラッグ、フェルトの色鮮やかなデザインと埃除去性能の高さを生かしたおしゃれな雑巾を提案したほか、公共交通機関が発達していないネパールの現状から発案した旅行者と現地ガイドをつなぐ個人旅行者向けスマートフォンアプリの提案も行われました。

プレゼンは英語の資料を使って行われ、発表後には各企画案に対して同社の幹部から具体的な指摘をたくさんいただきました。

東洋学園大学_IGC社での最終プレゼン

インターンシップに参加した学生からは、「日本では隠されている様々な問題を見ることができ、勉強になった」「国民の幸福度が日本よりも高いように感じた。ネパールの良いところを日本に持ち帰って、自分の力で何か変化を起こせるように頑張りたい」といった感想が聞かれました。

日本とは異なる文化・社会の中での就業体験を通して、国際教養やグローバルな視点が身につき商品開発を行う上で重要となる多様な価値観を踏まえた発想やイノベーション力が育つとともに、フィールドワークの方法やプレゼンテーションの技術を学ぶことができ、参加学生たちはひとまわり大きく成長することができたようです。

東洋学園大学_学生と後藤先生

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