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東洋学園90周年記念イベント(星加ルミ子氏講演・櫻田教授講演)の模様をまとめた動画を公開

2017/09/28

東洋学園の創立90周年を記念して2016年10月に行われた卒業生記念講演(音楽評論家 星加ルミ子氏)と、2017年3月に行われた櫻田淳教授による特別シンポジウムの模様をまとめた動画が公開されました。

 


 

2016年の学園祭で開催された東洋学園90周年記念特別企画では、東洋学園大学の前身である東洋女子短期大学の卒業生で、1965年に日本人として初めてザ・ビートルズの単独インタビューに成功し、来日公演のきっかけを作った音楽評論家・星加ルミ子さんの講演会を実施しました。

東洋学園大学_90周年記念特別講演_星加ルミ子氏

星加さんは短大卒業後、新興楽譜出版社(現シンコー・ミュージック)に入社し、音楽専門誌『ミュージック・ライフ』の編集を担当。
1965年に24歳という若さでイギリスに渡り、日本人初となるビートルズ単独取材を敢行。
その後も数度に渡って取材を行い、伝説の来日公演のきっかけを作った人物として知られています。
現在はフリーの音楽評論家として活躍されています。

講演では、『ミュージック・ライフ』が海外のロックミュージック専門誌となるまでの経緯やビートルズ人気が過熱していく様子、ビートルズ取材のカギを握っていたマネージャーとの攻防、レコーディングの様子、来日公演が実現するまでの経緯など、当時の激動する音楽シーンや書籍編集の裏側について話していただきました。


東洋学園大学_90周年記念特別講演_星加ルミ子氏
当時のミュージックライフの表紙を飾った和装の星加さんとザ・ビートルズ

当時、人気絶頂期でマスコミお断りとして知られたビートルズの取材を成功させたことは世界中が驚く快挙でした。
「ビートルズのメンバーが日本人の若い女の子に会ったのはおそらく取材時が初めてで、着物姿でスタジオを訪れたら、途端に4人で飛んできて着物に触りまくり質問攻めにされた」「ジョン・レノンがスモウレスラーに会いたがっていて、そこからひらめいて4人の手形をもらうことに成功した」「当時流行っていた漫画のポーズを教えたらノリノリでやってくれて、後日、漫画の作家から感謝された」など、メンバーの素顔が伝わる取材秘話もたくさんお話しいただきました。

取材を企画したのは1964年、ちょうど東京オリンピックが開催され、海外への渡航が自由化された年で、1ドルが360円、航空券が給料の3カ月以上という値段だったそうで、星加氏いわく「外国に行くなんて月にロケットを飛ばすと同じくらい夢のまた夢」という時代。
そんな時代背景にも拘らず果敢に海外取材へ挑み、英語は拙くとも抜群の行動力とコミュニケーション力を発揮して不可能と言われていた取材を成功させた星加さんの話に学生たちも興味津々で、講演後の座談会では星加さんの「本当に勇敢に、ポジティブに挑戦する姿勢」に感銘を受けたと大興奮で話す学生の姿も見られました。


2017年の3/10(金)には、東洋学園の創立90周年記念特別シンポジウムを東京・本郷キャンパスで開催。

「2017年の外交政策を考える―ドナルド・トランプが招くのは、『米国の変革』か、『一時の変調』か―」というテーマで、現代経営学部の櫻田淳教授による特別講演と、櫻田教授と現代経営学部長の石川勝教授、元朝日新聞論説副主幹という経歴を持つグローバル・コミュニケーション学部の荻野博司教授による鼎談を行いました。
同シンポジウムは一般公開され、社会人を中心に約70人が来場しました。

東洋学園大学_90周年記念特別シンポジウム_櫻田淳教授(中央)
写真左から石川教授、櫻田教授、荻野教授

櫻田教授は、愛知和男元衆議院議員の政策秘書として活動した経歴を持ち、現在でも政治学者として論壇で活躍しています。
第一部の特別講演で、櫻田教授はまず世界で目立つナショナリストの台頭について、米国の国際政治学者・ハンティントン氏と日本の生態学者・梅棹忠夫氏の学説を軸に解説しました。

東洋学園大学_90周年記念特別シンポジウム_櫻田淳教授

その上で、「トランプ米大統領の就任は、米国で非白人層が増加し『非西洋的』色彩が濃くなったことへの焦りの感情の受け皿である」と分析。
南北戦争以来、何度も分断を語られながらも復元してきた米国の文明的な特質や議会の権限の強さ、米大統領の任期の問題点などを挙げ、トランプ政権が米国を変革する可能性は低いと結論づけたほか、日本の外交政策については「明治期より続く西欧諸国などとの提携路線を踏襲すべきだ」との見解を示しました。

第2部では、会場からの質問を元に櫻田教授、石川教授、荻野教授が鼎談。
「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)からRCEP(東アジア地域包括的経済連携)への移行は起こるか」という話題をはじめ、今後の世界動向に関して討論しました。

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