テーマ展 30回の大学祭と東洋学園大学の30年

東洋学園大学は1992(平成4)年4月、千葉県流山市鰭ヶ崎(ひれがさき)にあった流山キャンパスで人文学部1学部の単科大学として開学し、本年(2022年)開学30周年を迎えました。

この間に世界は大きく変わり、本学も変化に対応して学部学科の改組新設、就学キャンパスの変遷を重ね、開学時とはまったく異なる姿に進化しました。

学園祭の様態は学校の変化を端的に示します。

第1回大学祭は開学翌年の1993(平成5)年に流山で開催され、以来本年で30回を重ねました。この間、学校が打ち出す施策の都度、学園祭は分離、統合し、開催地も名称も変りました。学生は目まぐるしい変化にも若さで柔軟に対応し、新たな形に進化させていきました。

常設展には大学以前の女子短期大学、旧制女子歯科医専などの資料があります。これら旧設置校でも学園祭やそれに類する行事が盛んに行われていました。流山を失ったのか、本郷に帰ってきたのか、母校と世代によって受けとめ方はさまざまだと思いますが、偶然この学校で席を並べた仲間と一つのことに打ちこみ、成し遂げた喜びや涙はいつの時代も変わりません。

その時々の学生の青春の輝きを学園祭パンフレットとスライドショーで辿ります。特に流山キャンパスから巣立った卒業生各位が、本郷キャンパスで学ぶ後輩に自らの若き日を重ねていただければ幸いです。

2022年11月15日

写真:2008年第16回大学祭流山キャンパス屋外ステージ 沖縄県人会のエイサーに声援を送る一ノ渡尚道学長(当時)

会場 東洋学園大学本郷キャンパス1号館9階 東洋学園史料室
アクセス
会期 2022年11月15日(火)~2023年1月31日(火)
2023年4月3日(月)~5月31日(水)
月~金(平日) 10時00分~16時30分
休館 土日祝 5/1・2