2021年12月16日 寄贈
上記の記事で言及のあった「竣工記念に配られた大きな絵皿」が出てきました。
東洋女子短期大学では戦災復旧校舎に替えて1961(昭和36)年2月に新校舎第1期建設工事(旧1号館)、1963年の第2期(旧2号館)を経て1964年1月の第3期竣工(2号館延伸)で当初計画を完了、1月23日に校舎新築落成祝賀会を挙行した際、参列者に配られた引き出物です。加藤様は短大11回生代表として参列されたようです。行事の記録が残っておらず、このようなものが配られたことは初めて知りました。
フェニックス・モザイクは1期工事で旧1号館正面西壁「岩間がくれの菫花」、屋上階段南面「永遠の友情」、同北面「芽生えから開花」と「思い出の四季」が完成、第3期で東南壁「繁栄の樹」を加えました。
その後も志願者増に対応するため4・5期工事を追加して旧3号館(1971)まで、さらに大横丁を挟んで4号館(1985)を建設、並行して千葉県に流山キャンパスを開設(1967)、拡張を進めていきます。何もかも右肩上がりの時代でした。
![]() |
表は紫露草の図案です。作品としては表面を見せるべきですが、自校史資料としては裏面に価値を見出しています。 |