月報Monthly report

2013年度

2013年10月30日

文京いきいきアカデミア2学期「文の京をもっと知ろう」第6回、「東洋学園大学をたずねて ―今日の姿と“96年”の歩み―」講演並びに展示解説。

公益財団法人文京アカデミーが運営する2年制の高齢者大学「文京いきいきアカデミア」受講生を本学にお迎えしました(出席55名/本年度受講63名)。毎年、区内外を問わず、さまざまな団体がご来学下さり、小さな大学のささやかな史料室ながら生涯学習にご活用いただけることは、大学の社会貢献の見地からも嬉しいことです。

今回は規模、実施形態が2010年10月21日にあった「文京区生涯学習サークル連絡会 合同学習会」に近いため、これに準じた全体講義・学内見学ツアー・史料室展示解説の組み合わせで行いました。異なる点はカリキュラム上のご要望により、全体講義では歴史面だけでなく現況と歴史を半々の割合としたことです。これにより実地見学との整合性が増したように思います。

開講の前に歓迎のご挨拶を一ノ渡尚道学長、原田規梭子副学長から。両人とも人柄のにじみ出る自然な笑顔、人を逸らせない巧みな口説、真似しようとして真似できるものではありません。
原田規梭子副学長。
前半は全体講義(40分)。
後半は2グループに分かれ、1グループに2名のガイドがついて学内見学。
その間、別のグループには史料室をご見学いただきます。見学ツアーが到着すると入れ替えとなります。写真は戦後(新制)の短大ゾーン。
時間の都合で当初予定していた屋外のフェニックス・モザイク(今井兼次 作)は見学ルートから外したのですが、ツアーの終点がモザイク壁画に近い1号館1階ホールだったので、ガイド役職員の機転で(オプション?)説明を加えてくれました。天候、光線の加減で壁画の印象はかなり変わります。機会があれば他日、日の高い時間にご覧いただければと思います。