月報Monthly report

2015年度

2015年9月12日

東邦大学理学部教養科公開講座「メディアで辿る習志野の歴史:映像・写真・音楽」を聴講。

6月20日に習志野市市民プラザ大久保企画展「終戦70周年 軍郷から学都へ」展で、当室担当者による「騎兵第14連隊跡にあった“大学”」講演終了後、東邦大学理学部教養科の鈴木貴宇先生からお声がけいただきました。

その際、鈴木先生らによる東邦大学理学部教養科の公開講座「メディアで辿る習志野の歴史:映像・写真・音楽」(同大学薬学部 習志野キャンパス)にお招きいただき参加しました。

本講座ではアーカイブプロデューサー保利透氏の解説による映画『五人の斥候兵』、『指導物語』など、習志野にあった騎兵、鉄道の陸軍各兵科に関する映像、写真資料多数が紹介されました。

日本モダニズム期を中心とする文学と文化の考究を専門とする鈴木先生からは、(要旨)その時代に生きた人の感情を伝えるのが文学を専攻する者の努め、という趣旨のお話を承り、日本文学科(近現代)出身の当室担当が共鳴できるスタンスであり、歴史資料に向き合う際の姿勢についての示唆であり、励ましになりました。

貴重な機会を与えて下さった鈴木先生に感謝します。

参考:東邦大学理学部教養科「メディアで辿る習志野の歴史:映像・写真・音楽」

済生会習志野病院のルーツを辿ると習志野陸軍病院。東邦大学キャンパスは騎兵第13連隊、本学はその隣の騎兵第14連隊(→戦車第2連隊。現、日本大学生産工学部)にありました。
大教室の盛況。