月報Monthly report

2015年度

2015年10月3日

第43回日本歯科医史学会総会・学術大会に参加、「東洋女子歯科厚生学校 ―最初期の歯科衛生士教育に関する文書資料より(1948~1950年)」を報告。

大会長は見﨑徹日本大学歯学部歯科麻酔学講座准教授、会場は東京ガーデンパレス(日本私立学校振興・共済事業団湯島会館)。

当室担当者は「東洋女子歯科厚生学校 ―最初期の歯科衛生士教育に関する文書資料より(1948~1950年)」を報告しました。基本的に歯科医史学会における報告は同時期の特集展示とリンクさせています。

前期特集展「日本初の歯科衛生士学校 東洋女子歯科厚生学校」

昨年など例外はあります)

テーマが限定的で手頃なサイズだったこともあり、調査・資料収集→展示・図録→学会報告の流れがこれまでで最も良く組み立てられたように思います。

金子譲東京歯科大学名誉教授(前理事長・学長)をはじめ多くの方から励ましの言葉をいただき、また、昨日ご来室された富田基子東京都歯科衛生士会会長がお見えになり、質疑応答でご発言いただきましたことを特に付記し、御礼申し上げます。

東京医科歯科大学前の東京ガーデンパレスは済生学舎の跡。
2011年第39回大会の時も紹介しましたが、再度「済生学舎と野口英世 湯島1-7」のプレート。
今年は例年より参加人数が多かったようです。
医科歯科大、順天堂大、見えませんがその先に本学があります。
御茶ノ水駅改良工事に目立った進捗はないように見えますが、遠くない将来に大きく景観が変るようです。