2019年度
2019年5月20日
往訪:名古屋大学附属図書館医学部分館、名古屋大学大学文書資料室、愛知学院大学歯学部歯科資料展示室。
学会(18・19日)の翌日、以下の順で訪問し、それぞれ担当の方からご説明をいただきました。リンク先は従前の関連情報、氏名は今回お世話になった方です。
1)名古屋大学附属図書館医学部分館医学部史料室(鶴舞キャンパス) 直江千寿子様(第120回日本医史学会運営委員)
近世及び近代の公立医学校から名古屋大学医学部に至る医学史・医学教育史展を見学しつつ、図書館の既存施設を利用した収蔵・展示施設について。
2)名古屋大学大学文書資料室(東山キャンパス)吉川卓治先生 堀田慎一郎先生
公文書管理法に基づく国立大学文書館の典型として見学。歴史公文書と歴史資料・大学史編纂の2部門、大学文書と記録史料の区分、それぞれの受け入れと保存状況について。全学共用施設を利用した書庫をご案内いただく。
3)愛知学院大学歯学部歯科資料展示室 曽根啓子先生(本年3月26日来室)
歯科の器具器械など資料とヒトを含む哺乳類の頭骨標本展示を見学。歯科の学生から一般、小学生まで広く活用される事例として、特に一般に馴染みのない歯科の診療器具・器械に付したキャプションに注目。
医学部史料室では相良隆弘様(日本医史学会・相良知安文書研究会)とご一緒しました。相良知安は佐賀藩出身の蘭方医、初代文部省医務局長。在京中、本学に隣接する旧本郷区真砂町に住んでいます。
また、19日午前には岐阜県岐阜市の旧制東洋女子歯科医専指定後23回生の歯科医院(閉院)を訪ねました。
本年度末に移転を控え、収蔵設備と環境、資料の収蔵状況、その活用(展示など)に留意し、有益な助言、情報を賜りました。朝一番(1)、長時間(2)、時間外(3)、いずれも懇切にご対応下さった各施設の方々に御礼申し上げます。