2019年度
2019年11月1日
現行展示施設の一般公開を終了。
移転のため、本日16時を以て4号館6階史料室における執務並びに常設展公開を終了しました。
2008(平成20)年4月10日の開室から11年半余、遡れば流山キャンパスで福田均教授らが資料収集を開始した2005年4月から、卒業生、退職教職員、それぞれのご家族、学外各方面から多大なご支援を賜り、ここまで続けることができました。
震災、戦災のため、本学に戦前(旧制)の資料は存在しないとされてきました。2006年に行った学内調査で見つかった旧制期の法人文書群が当室の基礎資料になっています。さらに2005年から2018年度末までのべ380名の方(学内除く)から1,909点に及ぶ資料を、大学等から機関刊行物1,438冊をご寄贈いただきました。これらの資料を研究、活用して発表、公開を行い、その反響からまた新たなヒト、モノ、情報を得るという循環を構築しました。
開室以来の累計見学者数は6,496名になります。展示公開施設として最小の部類ですが、本学にとっては少なくない数字です。
これまで有形無形のお力添えを賜った方々、ご覧下さった方々に御礼申し上げます。
最終日が近づくに連れ、再訪下さった方、初めて来て下さった方、資料をお送り下さった方、ありがとうございました。
移転先は1号館9階です。これまで別だった展示室(収蔵スペース含む)と事務室(同)をコンパクトにまとめます。新施設での業務・公開開始は2020年5月中旬の予定です。