2019年度
2019年5月18・19日
第120回日本医史学会総会・学術大会(於:愛知県産業労働センター「ウインクあいち」)に参加、「戦前・戦中期女子歯科留学生の実態 ―東洋女子歯科医学専門学校を事例として―」を報告。
当室担当者による本学旧制期留学生受け入れの実態に関する過去の報告。
第44回日本歯科医史学会(口頭報告)2016年10月1日 「戦前・戦中期の東洋女子歯科医学専門学校における留学生及び外地出身学生に関する考察」
2016年度後期特集展(東洋学園創立90周年・前身校開校100周年 記念シリーズ3)2016年12月19日~2017年5月12日 「波濤を越えて 東洋女子歯科医専の外国人留学生」
本報告ではその後の知見、情報(参考:2019年4月11日など)を加え、東洋女子歯科医専で学んだ留学生個々の事例に重点を置きました。
大会は高橋昭先生の特別講演「川原病(球脊髄性筋萎縮症) ―名古屋における記載、病態、治療の研究史」と山内一信先生(大会長)による「名古屋近郊の医跡紹介」が会場展示(後藤新平関係など名古屋の医史学資料)とリンクし、中京の近世・近代医学史理解が進みました。
名古屋は2011年10日5~7日全国大学史資料協議会全国研究会で報告後の卒業生調査(7日・三重県熊野市、8日・いなべ市)、2012年11日1日第22回日本歯科医学会(大阪)後の旧制東洋高等学校卒業生調査以来です。今回は別件の途次でなく、名古屋に腰を据えます(次項に続く)。
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シンポジウム。座長は川嶌眞人先生(故母上は旧制東洋女子歯科医専指定後6回生)。 |