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「人」をまるごと科学する3日間!人間科学総合講座を開講

PBL,人間科学

2026.10.06

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

8/4(火)~8/6(木)、人間科学部の集中科目「人間科学総合講座」を開講。
人間科学部の福田佳織教授、井上美鈴准教授、宮園久栄特任教授が担当し、「人」を理解するために、臨床心理学、発達心理学、犯罪学など複数の専門領域にわたって総合的に学ぶ、つまり「人」をまるごと科学する人間科学部ならではのワークショップや講義を行いました。
1日目は、「さるかに合戦」裁判(NHK『昔話法廷』より)を題材に、「被告人の生育歴」「事件後の被害者の状況」「対人関係」「子どもがいることが罪を軽くする理由になるのか」「遺族の感情」など、さまざまな側面から事件について考察しました。

少人数のグループワークを中心に、臨床心理学、発達心理学、犯罪学など、人間科学部での学びを生かして事件に関わる課題を洗い出し、活発なディスカッションを行いました。
2日目には、若草プロジェクトの佐藤静江氏をゲスト講師に迎え、「なぜ若年女性支援か――だれもが大切にされる社会を」をテーマに特別講義を実施。

若草プロジェクトの佐藤氏

講義では、家庭や学校、地域に居場所を失い、孤立する10代・20代の女性が抱えるさまざまな困難について、支援の現場から具体的に紹介されました。
性被害や貧困、虐待などを背景に、安心できる居場所や相談先を持てない若年女性がいる現状について学びました。

また、18歳・19歳の若者が児童福祉など既存の支援制度から外れやすいといった制度上の課題や、2024年に施行された「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(女性支援新法)」についても取り上げられました。
一人ひとりのニーズに寄り添い、人権を尊重しながら支援することの重要性について考える機会となりました。

3日目には、各班による研究成果のプレゼンテーションを実施。
3日間の学びを振り返りながら、それぞれのグループが考察した内容を発表しました。
3日間にわたる集中講義を通じ、学生たちは犯罪学、発達心理学、臨床心理学など、人間科学の幅広い専門領域を横断して「人」について考える経験をしました。
さまざまな立場や背景から人を捉えることで、それぞれの専門分野での学びにつながる新たな視点を得る機会となりました。