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先生と学生の立場がひっくり返る!?現代短歌やTikTokをテーマにした「逆転授業」
2025.11.28
10/11(土)東洋学園大学の学園祭「第33回フェニックス祭~郷郷祭り~」にて、東洋学園100周年記念事業イベント委員会主催の「逆転授業」を開催。
同委員会に所属する学生委員2名が教壇に立ち、教職員に向けて「百人一首と現代短歌」「TikTok」についての授業を行いました。

本学の教員・職員・学生からなる100周年記念事業イベント委員会では、2026年の創立100周年を盛り上げる様々なイベントを企画しています。
今回のイベントは、100周年イベントの一環として、「大学を盛り上げる」という目的で同委員会の学生が発案したもの。
現代経営学部3年の斉藤琴乃さん(テーマ:百人一首と現代短歌)と下永田心春さん(テーマ:TikTok)が講師を務め、辻中豊学長、愛知太郎理事長をはじめ、多数の教職員が学生として出席し、授業を受けました。

講師の下永田さん(中央)と斉藤さん(右)

受講生になった教職員
2人の講師(学生)は、百人一首の歴史や魅力、若者にバズるショート動画の作り方などの講義に加えて、実際に短歌を作ったり、TikTokのコンテンツを制作するグループワークを行ったりと、アクティブラーニングを取り入れた熱意あふれる授業を展開。



一方、普段と立場が逆転し、受講生となった教職員は、真剣な表情でノートを取ったり、講師に質問をしたり、周りの受講生と協力してグループワークに取り組んだりと、非常に積極的な学習態度で授業に臨んでいました。


授業後、講師役の下永田さんは「初めて大人に何かを教えるという立場になり、しかもTikTokという題材だったので、受け入れられるか心配もあったのですが、教職員の皆さんがノリノリで授業に参加してくださって嬉しかったです。学長もメモを取りながら真剣に授業を受けてくださり、授業後に『面白かった!』と感想を話してくれた職員の方もいて、やってよかったです!」とコメント。

受講生(教職員)の取り組んだショート動画課題
授業のしめくくりには、「若者文化を理解することは、教育の“未来”をひらくこと」という、学生視点から見た新たな教育像も示され、充実した授業内容に、熱い拍手が起こりました。


参加教員のコメント(現代経営学部 八塩圭子教授)
「まずは、説明のうまさ、堂々とした話ぶりに感動しました。そして、いい現代短歌の特徴や、バズる動画の条件などを説明した後、実際に作成してみる時間が設けられている構成も素晴らしい。まさに、東洋学園大学が目指す「PBLを活用し、理論と実践を結ぶ学び」を実装しています。彼女たちに、教職員研修を担っていただいてもいいのではないかと思うくらい。自分の授業でも参考にしたいです」