お知らせ

学生主導で「ビジネス講演会」を実施、起業家小宮一哲氏を招聘 (現代経営学部本庄ゼミ)

2015/05/13

現代経営学部のマーケティング戦略のゼミ(本庄加代子専任講師)のゼミ生たちが「ビジネス講演会」を企画・実施。
初回となった4/17(金)は、東洋学園大学の卒業生で、株式会社YUNARIの創業社長である小宮一哲氏をお招きし、「働く意味」についてお話いただきました。
小宮一哲氏は、本学卒業後、ユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングに入社。
さらにセコム株式会社を経て、27歳で「つけ麺TETSU」を創業し、現在は株式会社YUNARI代表取締役社長として活躍されています。
「つけ麺TETSU」は焼き石を使ったユニークな商品でつけ麺ブームの火付け役となった名店です。
小宮氏は、優れた商品開発だけではなく、飲食業界の3K(キツイ・キタナイ・カッコワルイ)といわれる労働環境の整備にも注力。
同社は資本金300万円での創業からわずか8年で、企業価値が500倍にまで成長を遂げました。

東洋学園大学_小宮一哲氏による講演の様子
小宮一哲氏による講演の様子

今回の「ビジネス講演会」は、ゼミの学生に加え、第一線で活躍するマーケター約20名も聴講。
学生と社会人の区分にかかわらず、積極的な質疑で大変盛り上がりました。
学生たちは、社会人との名刺交換や交流を通じて、さまざまなアドバイスを受けてビジネスマナーやコミュニケーションの難しさ、奥深さを感じたようです。

東洋学園大学_本庄ゼミ
講演会後には、慣れない手つきながら名刺交換をする学生の姿も


この講演会は、教育活動の一環として「自ら主体的に仲間と協働して、期限内にひとつの目的を達成する」というプロジェクトマネジメント力を養成する機会とするため、すべての準備と実施をゼミ生で取り仕切りました。
講演会終了後には、「仲間と情報共有をしながら仕事を進める難しさを感じた」「簡単なミッションだと思っていたが、うまく動けなかった」「ひとつの目的に向かって皆で取り組む、素晴らしい経験だった」…などの感想が聞かれ、学生たちにとって成長する上での大きな気づきを促す機会となったようでした。
次回の講演会は9/25(金)に予定されており、ゼミ生からは「今の学びを次に絶対に活かしていく」という声が漏れるほど、前向きな空気が感じられました。 

東洋学園大学_本庄ゼミ_事前準備の様子

学生たちの緊張感が漂う、事前ミーティング