お知らせ
「キャリアのススメ」にて自校教育の授業を実施
2015/06/03
1年次の科目「キャリアのススメ」にて、原田規梭子学長と東洋学園史料室の担当課長による自校教育の授業が、5/20(水)・27(水)にグローバル・コミュニケーション学部と現代経営学部、5/26(火)・6/2(火)に人間科学部で行われました。
「キャリアのススメ」は、一般的な座学ではなくグループワークを主体とした“アクティブ・ラーニング”方式を取り入れた科目で、少人数によるグループワークを通していろいろな形のコミュニケーションスタイルを学び、授業における受講生同士、学生ファシリテーター、担当講師、教員との関わりを通して東洋学園大学が学びのコミュニティーであることに気づき、自分の『居場所』と感じられるようになることを目的としています。
今回、同科目の取組みの一環として、 “自校教育”を取り入れた授業を行うことになりました。大学の歴史を知り、先輩たちの思いを知ることを通して、大学への愛着を高めてほしいとの思いからです。
授業では、まず原田学長が本学の概要や歴史について紹介。
「学生と教員の距離が近い」という本学の伝統を体現するように、学生たちとやり取りをしながらレクチャーを行いました。
その後、東洋学園史料室の担当課長から、「自彊不息(じきょうやまず)」という建学の精神について改めてその意味を解説。
本学園の礎となった旧制東洋女子歯科医学専門学校の校長である宇田尚、戦後の学制改革時、時代の流れを読み英語を学ぶための短期大学として学園を再生させた宇田愛のエピソードや、当時の学生たちの様子などを交えて、自ら進んで学び、努力を怠らず励むという精神について説明しました。
入学したばかりの学生たちにとって、今回の講義で触れた大学の歴史には新たな発見や驚きも多かったようです。
原田学長と職員の講義後に行われたワークに熱心に取り組む姿が見られました。
さらに、翌週行われた原田学長、職員、教員を交えグループに分かれた話し合いでは、自彊不息、フェニックスという言葉が、うれしそうに学生の会話の中から聞こえてきました。