お知らせ
ワンアジア財団助成特別講座で金鳳珍氏が講演
2015/07/03
6/30(火)、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座「アジア『共同知』の探究―アジア共同体入門―」の第11回講義が行われました。
今回は北九州市立大学教授の金鳳珍氏を講師にお迎えし、「東アジアの知的公共性を考える-日中両国における伝統の「公共」と近代の公共性」というテーマで講義をしていただきました。
講義では、中国での「公共」という概念の捉え方と日本の「公共」という概念の捉え方について、それぞれの学問的な歴史を抑えながら、現代の中国・日本それぞれで「公共」という言葉がどのような意味で使われているかを解説。
「公共」というひとつの言葉を軸に、それぞれの国の文化や人々の考え方を比較する中で、相互理解に向けたヒントを感じられる講義となりました。
特別講座は7/21(火)まで、毎週火曜日の3限(13:00~14:30)に開講されています。
次回7/7(火)は「アジア共同体の理念」というテーマで、早稲田大学の元総長であり現在は(一財)アジア平和貢献センター理事長を務める西原春夫氏による講義を行います。
一般の方も無料で聴講いただけますので、事前登録の上、ぜひふるってご参加ください。
受講登録はこちら ワンアジア財団助成特別講座