お知らせ

本庄ゼミが澤の屋旅館と産学連携。冷や汗・英語体験プロジェクトの模様

2015/09/28

9/16(水)・17(木)、現代経営学部のマーケティング戦略ゼミ(本庄加代子専任講師)が、外国人観光客から高い人気を集める東京・谷中の「澤の屋旅館」との産学連携によるインバウンド人材育成プロジェクト「Shodo Experience」の第2弾を実施。旅館に滞在している外国人観光客に向け、英語で書道文化を紹介・体験するプログラムを実施しました。 

東洋学園大学_Shodo Experience(1)

始まる前は「英語なんて話せない」と不安がっていた学生たちも、いざ本番では冷や汗をかきながらも身振り手振りや単語を駆使して外国人観光客に書道の指導を行い、参加した観光客からも大変好評でした。

参加した30名以上の外国人観光客の評価は全員の方が「大変満足」と回答。
「とてもユニークな試み」「大学生たちがとてもよい先生でした」「日本の文化をよりよく理解できました」「とてもエキサイティングでした」など高い評価を獲得しました。
また、学生からは、「本当に冷や汗をかきました」「プロジェクト参加前は文法などがしっかりしていないと相手に伝わらないと思い、予想外の質問におろおろしていたが、周りのメンバーの姿を見て『伝えよう』という気持ちが大切だということを学んだ」「自分の無力さを感じながらも自信をつけることができた」などの感想が聞かれました。
また、最終日には共同通信社から取材を受けたり、澤の屋旅館さんからも「とても素晴らしい企画でしたね」とお褒め頂いたりと、学生にとっては、実際の社会から生のフィードバックをもらう貴重な機会となりました。

東洋学園大学_Shodo Experience(2)

<参加学生の感想>

リーダー 直井勝斗
「一つの物事を実行し成功させるには努力や気配り、そしてチームメンバーが大切であることを実感しました。特に、最終日は取材の方も入るということで、開始前からすでに冷や汗でした。一番うれしかったのは、リピーターのお客様が今度は、まだ生まれてもいない『赤ちゃんの名前』をつけたいと来られたときでした。心から喜んで頂いているという、大きな手ごたえを感じました。また終了後も隣人のフィリピン人と英会話を楽しむことができる自分に驚きました。プロジェクトの仕切りも、英語力も飛躍的に伸びました」

リーダー 木ノ内ありさ
「授業では、あまり英語を話す“楽しさ”そのものは感じられなかったのですが、この4日間を通して多くの外国人の方とお話する中で、自分が思ったより気楽な姿勢で楽しんで話していたことに気付き、感動しました。私たちの身の周りにもっとこの様な環境があれば、英語で話す事への恐怖心を取り除き、楽しいと感じることができるのではないか、そして、英語学習に対する態度も自然と前向きになるのではないかと思いました」

サブリーダー 石川信裕
「とても充実した体験をすることができました。一番冷や汗をかいていたのが自分だと思うくらい切羽つまっていましたが、なんとかやり切ることができ気持よく帰宅できました。反省点をあげたらキリがないのですが、やはり英語力の低さが浮き彫りだったなと痛感しています。自分の伝えたいことを伝えられないもどかしさや相手の言っていることをしっかり理解できないなど自分の中でも苦しく、相手にも苦しい思いをさせてしまっているなど感じる部分が何度もありました。反面、伝えようという気持ちさえあればなんとかなるなというのを理解できました。英語は「ハート」が重要なのだと思いました」