お知らせ
広告論の課外授業で電通本社とアド・ミュージアム東京を訪問
2015/11/30
1/25(水)、現代経営学部の「広告論」(井原久光教授)で課外授業を実施。
株式会社電通の本社を訪問して特別講義を受けた後、広告とマーケティングの資料館「アド・ミュージアム東京」を見学しました。
学生たちはまず、東京・汐留にある電通の本社を訪問。
同社の統合データ・ソリューションセンター ナレッジ・マネジメント部でシニア・マーケティング・マネージャーを務める中谷俊介氏による特別講義を受けました。
電通の中谷氏(左)と井原教授(右)
講義のテーマは「電通のインバウンド(ハラル)市場開拓の取り組み」。
広告論では、井原教授と共に教鞭をとる土井講師が、パーセプション※チェンジの事例として、若い人から「古臭い、おじさんが飲むお酒」と敬遠されていたウイスキーを、「角ハイボール」という商品にすることで消費者の意識を「若者が友人と料理と一緒に気軽に飲めるお酒」へと変化させた広告戦略について講義しています。
こうした講義の流れを受けて、中谷氏が関わっている活動で、“インバウンド”という言葉の意味を“海外からの観光客に対するサービス”から“多文化共生(多文化を受け入れる姿勢)”へとパーセプションチェンジし、国内の地方創生へと繋げる、という取り組みについてお話いただきました。
普段の講義で学んだパーセプションチェンジについて、実際の事例を学ぶことでより理解を深め、社会でどのように役立つかを知る大変貴重な機会となりました。
※パーセプション:商品や企業、言葉に対する「思い込み」のこと。
また、講義後は電通の社内見学を経て「アド・ミュージアム東京」に移動し、様々な資料を見学。
広告・マーケティングについて、実際の現場や制作物を目にしながら学びました。