お知らせ
環境、経済、平和などの様々なNGO活動に関わる田中優氏が来学・講義
2015/12/08
12/2(水)、未来バンク事業組合理事長、天然住宅バンク理事長、一般社団法人ap bank監事、一般社団法人天然住宅の共同代表など多数のNGO活動に関わる田中優氏が来学。
グローバル・コミュニケーション学部の科目「企業活動と環境」(古屋力教授)の授業で講義を行いました。
田中氏は、環境、経済、平和など様々なNGO活動に参加しつつ、文筆家として多数の著書を執筆されています。現在は未来バンク事業組合、天然住宅バンクの理事長を始め、日本国際ボランティアセンター理事、JST(科学技術振興機構)「森と街を直接連携するプロジェクト」代表、公益財団法人信頼資本財団の理事、坂本龍一らミュージシャンが発起人となった一般社団法人ap bankの監事、一般社団法人天然住宅の共同代表を務める傍ら、大学院や大学の非常勤講師としても精力的に活動されています。
講義は「温暖化の解決はエネルギー自給で」というテーマで行われ、世界における二酸化炭素排出量の現状と対策についてお話いただきました。
田中氏はまず、原油の産出地域であるアラブ地域を巡っての紛争が起きてきたという歴史や、世界軍事による二酸化炭素排出量の高さなど、グローバルな視点でのエネルギー問題をわかりやすく説明。
続けて、一般家庭レベルでの取り組みとして電気を自給自足する「オフグリッド生活」についてご紹介いただきました。
「一人ひとりがエネルギーを自給自足することでエネルギーのデモクラシーを」という田中氏の主張は、学生たちにとって新たなエネルギー問題に対する視点として大変刺激になるものでした。