お知らせ

神田ゼミが浅草のメディア性を探るフィールドワークを実施

2015/12/22

12/15(火)、国際コミュニケーション学科(現グローバル・コミュニケーション学部)の「現代都市文化ゼミII」(神田由美子教授)が浅草でフィールドワークを実施。
伝統と新奇、大衆性と芸術性の混在した「浅草」のメディア性について探りました。

東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW

一行は東京・本郷キャンパスを出発し、まずは調理用具の専門店街として有名な「合羽橋商店街」へ。

東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW

道すがら、文豪ゆかりのどぜう屋(どじょう鍋屋)や、近年お土産として外国人観光客からも人気の高い食品サンプルを扱う専門店を見学したり、お店の方と会話をするなど、昭和の面影を残しつつ今も活気のある商店街の様子を取材しました。

東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW 東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW

その後は、ロック座や演芸ホールなどが立ち並び、エンターテインメントやサブカルチャーの発信地として栄えた浅草六区に移動。
関東大震災で倒壊した十二階の「凌雲閣」跡地やその周辺に今も残る歓楽街の跡や韓国村の路地、日本初の活動写真館「電気館」跡、花やしきや大衆演劇の芝居小屋「木馬館」などが立ち並ぶエリアを散策しました。

東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW 東洋学園大学_神田ゼミ浅草FW

最後に浅草寺や仲見世、日本最古のバー「神谷バー」や日本最古の地下鉄である東京メトロ銀座線の浅草駅などがあるエリアを訪れ、街の歴史的背景や明治~昭和期の文化人の足跡と同時に、観光に訪れる人々の様子を観察するなど、「浅草」というエリアが発信する多様な情報に触れ、街のメディア性の高さを体感しました。

学生たちは今回のフィールドワークを元に、浅草の長所・短所、可能性についてレポートにまとめるほか、浅草という街を表すキャッチフレーズの制作に取り組む予定です