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“Shodo Experience” 外国人観光客に英語で書道を教えるプロジェクトが始動

2016/05/20

5/10(火)、現代経営学部の「プロジェクトマネジメント」(本庄加代子講師)を履修する学生たちが、外国人観光客に大人気の旅館 澤の屋(東京・谷中)の宿泊客に英語で書道を教える“Shodo Experience”がスタートしました。

今回は、5/17(火)に取材したチーム2の活動の模様をご紹介します。

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“Shodo Experience”は、今年で2年目となるプロジェクトです。
昨年の夏に「マーケティング戦略ゼミ」(本庄加代子講師)の現4年生ゼミによってスタートしたもので、今年は「プロジェクトマネジメント」の履修者が3チームに分かれて活動。
チーム1が5/10(火)と6/7(火)、チーム2が5/17(火)と7/5(火)、チーム3が5/24(火)と7/12(火)に活動を行います。

“Shodo Experience”の詳細はこちら

5/10(火)に行われた初回(チーム1)の模様はこちら

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5/17(火)に行われた第2回“Shodo Experience”では、チーム2の学生6名が4組7名の外国人観光客に書道を教えました。

参加学生たちは、事前にチームごとで書道体験の進め方やお土産など外国人観光客をおもてなしする方法を議論。
外国人観光客の名前を漢字に変換して書いてもらうために必要な変換表の確認など、学内での準備とリハーサルを行う傍ら、大村教授の指導の元でプロジェクトに欠かせない英会話を練習し、本番に臨みました。

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受付対応について議論するチーム2の学生たち/大村惠子教授による実践的な英語の特別授業

東洋学園大学_20160517_Shodo_Experience昨年プロジェクトリーダーを務めた4年生直井勝斗も駆けつけ、現地で最終確認を行う学生たち。
本番では、浴衣や歌舞伎風のメイクなど「和」を感じさせる服装でおもてなしし、参加した外国人観光客の名前を愛称や意味なども考えながら漢字に変換し、学生が手本を見せながら書き上げました。

書き上げた作品は巻物にして、折り紙などのプチギフトとともにプレゼント。

シンガポールから卒業旅行に来た学生やフランスの大学教員など、さまざまな国や年齢、職業の観光客を迎え、カタコトの英語やジェスチャーを駆使しながら書道をはじめとする日本文化の楽しさを伝えました。

慣れない英語でのコミュニケーションに、はじめは緊張したり焦りを見せていた学生たちも、終了後には「外国の方とコミュニケーションするのは楽しい」「英語が苦手でも気持ちは伝わることがわかり、自信がついてきた」といった感想が聞かれました。
同時に、「もっとゆっくり話ができるよう、全体の流れを考えたい」「もっと英語を勉強したい」など反省点や前向きな声も聞かれ、それぞれの成長をうかがわせました。


参加学生(チーム2):杉山温美・郡司麦穂・小味優太・大島優美・池田智哉・金城良紀
ティーチングアシスタント:直井勝斗、高山あるみ