お知らせ
国立環境研究所主任研究員の久保田泉氏による「資源と環境」講義の模様
2016/06/21
6/15(水)、国立研究開発法人 国立環境研究所 社会環境システム研究センター 主任研究員の久保田泉氏が来学。
グローバル・コミュニケーション学部の「資源と環境」(古屋力教授)で講義を行いました。
講義は「パリ協定の歴史的意義と今後の世界の温暖化対策」というテーマで行われ、昨年12月のCOP21(気候変動枠組条約第21回締約国会議)で採択された「パリ協定」を軸に、地球温暖化に関する科学的な知見や温暖化防止を目指す国際的枠組みの動きや国債制度についてなど、グローバルな温暖化対策の現状を解説していただきました。
さらに、明確な長期目標の設定や国際社会全体が長期に渡って温暖化対策を実施・継続する包括的な国際制度であること、国同士の役割分担を整理・見直ししたことなど、「パリ協定」の持つ大きな意義について分かりやすくお話いただきました。