お知らせ

特別講座「伝統と未来 ―アジア共同体の思想的ルーツを探る」第11回の模様

2016/07/01

6/28(火)、特別講座「伝統と未来 ―アジア共同体の思想的ルーツを探る」の第11回を実施。

今回は、経済評論家の叶芳和氏を招き、「ASEAN経済統合とアジアの行方」というテーマで講演いただきました。

東洋学園大学_ワンアジア財団特別講座2016第11回

叶氏は、世界経済における日本の立ち位置を確認した後、テーマであるASEAN(東南アジア諸国連合)の経済統合について講演。

中国の経済成長と、それに対する諸外国の立場・日本の立場に加えて、ASEAN各国の経済動向や輸出先となる国々の動きなどを詳しく解説いただきました。
さらに、日本の多国籍企業がASEANの市場統合の原動力となっていることなど、今後のアジア経済の見通しについてもお話いただく大変貴重な時間となりました。

本講座は、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座で、本学在学生のほか、一般の方も無料で受講が可能です。

今期はアジアの歴史、思想、政治、経済、科学技術など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を行います。

次回は7/5(火)、「科学技術とアジアの協力」というテーマで、独立行政法人科学技術振興機構特別顧問、元理事長の沖村憲樹氏に講演していただきます。

ワンアジア財団助成特別講座