お知らせ

特別講座「伝統と未来 ―アジア共同体の思想的ルーツを探る」第12回の模様

2016/07/08

7/5(火)、特別講座「伝統と未来 ―アジア共同体の思想的ルーツを探る」の第12回を実施。

今回は、独立行政法人科学技術振興機構特別顧問・元理事長の沖村憲樹氏を招き、「科学技術とアジアの協力」というテーマで講演いただきました。

東洋学園大学_ワンアジア財団特別講座2016第12回

講演では、近年急激な発展を見せている中国の科学技術について、その原因と日中科学技術交流の強化の必要性について解説。

中国の科学技術に関して、日本をはるかに凌駕する研究開発費・研究人材の豊富さや、世界2位の論文数・論文被引用数、高等教育への投資など人材育成に対する力の入れ方など、さまざまな方面から中国の科学技術政策、行政体制、教育対策などを分析し、日本と比較しながらお話しいただきました。

本講座は、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座で、本学在学生のほか、一般の方も無料で受講が可能です。
今期はアジアの歴史、思想、政治、経済、科学技術など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を行います。

次回は7/12(火)、「20世紀の日本の道はアジアの 未来にどういう示唆を与えるか」というテーマで、東洋大学理事長で元通産省事務次官の福川伸次氏に講演していただきます。

ワンアジア財団助成特別講座