お知らせ
オペラ演出家の佐藤美晴氏による「企業活動と環境特講」講義の模様
2016/07/12
7/5(火)、グローバル・コミュニケーション学部の「企業活動と環境特講」(古屋力教授)のゲスト講師として、オペラ演出家であり、東京藝術大学准教授、東京大学講師、玉川大学芸術学部特別講師を務める佐藤美晴氏を招聘。
「ヨーロッパ人の3.11問題認識」と、「芸術と環境問題や人間の尊厳との関係性」についてお話を伺いました。
佐藤先生はヨーロッパ在住経験も長く、近年は地球環境問題の視点を取り入れた舞台演出を手がけられている演出家です。
今年1月には、ドイツ・ハンブルク州立歌劇場の委嘱作品である3.11を題材にした新作オペラ《海、静かな海》(細川俊夫作曲、平田オリザ台本・演出、2016年1月初演)で演出助手を務めるなど、世界の舞台で精力的に活躍されています。
講義では、実際に佐藤先生が演出されたオペラの動画を見ながら、オペラをはじめとする芸術と環境問題、人間の尊厳との関係性についてお話しいただきました。
アートの方面からグローバルな諸問題にアプローチするという新たな視点は大変面白いもので、学生たちからも質問が相次ぐなど活気のある授業となりました。
写真右から古屋教授、佐藤先生、学生たち