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「世界食糧事情」での哲学者・大竹稽氏による講演の模様

2017/01/05

12/7(水)、哲学者の大竹稽氏が来学。
グローバル・コミュニケーション学部の「世界食料事情」(古屋力教授)で「哲学者から見た食料問題と地球環境問題-人類の地球環境に対するスタンスが抱える課題と展望-」というテーマで講義を行いました。

東洋学園大学_古屋ゼミゲスト講師_大竹稽氏

大竹氏は産経新聞子どもニュース編集顧問として環境教育・食育への提言等を行う一方、お寺でする哲学教室や寺子屋ブッダ等で継続的に講演活動を展開。
哲学者の立場から、地球環境問題に対する考察・講演・啓蒙活動をされています。

講義ではまず、食料問題と地球環境問題を考える上でのケースとして「狂牛病問題」を取り上げ、狂牛病の元凶は肉骨粉を混ぜた飼料を使っていたことにあるという問題提起を行いました。
そこから、人工的に身体が大きくなるよう飼育する目的で肉骨粉が使用されていたことを指摘し、問題の根本原因は経済効率にあると分析。哲学者の立場から、経済優先システムの破綻を論じました。

東洋学園大学_古屋ゼミゲスト講師_大竹稽氏2

また、「効率に翻弄されている人間」「人間の偉大さとは何か?」「命の大切さとは何か?」というさまざまな人間論を哲学的な切り口で論じつつ、現代人が直面している「経済優先で地球環境や人間の心を劣化させてきた現代人類社会の限界と課題」について、学生たちと熱心な意見交換を行いました。

講義後も学生が自発的に先生と意見交換を行う姿が多く見られ、通常の「世界食料事情」の講義とはまったく違う“哲学”という視点からの分析は、学生にとってとても新鮮で刺激的なものだったようです。

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