お知らせ

特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第2回の模様

2017/04/24

4/18(火)、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第2回が行われ、東アジア共同体研究所理事長を務める鳩山友紀夫(由紀夫)元首相が講師として登壇。
本学在学生と一般参加者約60名に向け、「友愛の精神とアジアの未来」というテーマで講演を行いました。

東洋学園大学_ワンアジア財団特別講座2017第2回_鳩山元首相

鳩山氏はグローバリズム化の行き詰まりにより、「東アジア共同体思想」に代表されるような地域内の国家が連携し、壁の低い共同体を形成する「リージョナリズム」が重要であると分析。

そのためには、「相互尊重、相互理解、相互扶助」「自身が尊厳を持ち、同時に他者の尊厳を尊重すること」という「友愛」の精神を持ちながら、国の価値観の違いを乗り越え共同体を実現し、経済及び安全保障といった国家間の問題を議論する場を作るべきだと述べました。

詳しい講演の模様は下記で紹介されています。

毎日新聞社 大学倶楽部「友愛精神の解説や東アジア共同体実現訴え 特別公開講座で鳩山元首相が講演」

次回は4/25(火)、「長崎はアジア文化の縮図」というテーマで、長崎大学教授の王維氏が講師を務めます。

本講座は7/18(火)まで、5/2(火)を除く毎週火曜日の5限(16:20~17:50)に開講。
詳細および一般の方の受講お申込みについては下記ページをご覧ください。 
東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座