お知らせ
特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第6回の模様
2017/05/25
5/23(火)、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第6回が行われ、大東文化大学教授の中野亜里氏が講師として登壇。
「ベトナム文化はアジア多様性の縮図」という演題で講演を行いました。
中野氏は日本では数少ないベトナム研究の専門家です。
正式名称を「ベトナム社会主義共和国」と言い、社会主義国でありながら、「社会主義志向市場経済」という事実上の資本主義路線をとるベトナム。
欧米やASEAN諸国、日本など資本主義国の支援を受け、若者の欧米・日本に対する好感度も高い一方で、政治的には共産党の一党独裁が続いています。
また、地理的には中国やカンボジアと接し、インド文化の影響も見られます。
そんなベトナムの文化的多様性と、日本や中国、アメリカなど周辺国との関係性について、実際に中野氏が現地で集めた写真等を交えながら解説していただきました。
次回は5/30(火)、「在日コリアンの過去、現在、未来」というテーマで柳赫秀氏(横浜国立大学教授)が講師を務めます。
本講座は7/18(火)まで、毎週火曜日の5限(16:20~17:50)に開講。
在学生のほか、一般の方も無料でご参加いただけます。※要事前申し込み
詳細および一般の方の受講お申込みについては下記ページをご覧ください。