お知らせ
特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第7回の模様
2017/06/02
5/30(火)、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第7回が行われ、横浜国立大学教授の柳赫秀氏が講師として登壇。
「在日コリアンの過去、現在、未来」という演題で講演を行いました。
講演では、講座名にも使われている「隣人」のひとつの切り口として、日本で暮らす人々にとっての「内なる『隣人』」としての在日コリアンにフォーカス。
第二次世界大戦前からの“特別永住者”および1965年の韓日国交正常化以前に日本に渡った人を「オールドカマー」、それ以降に日本に渡ってきた人を「ニューカマー」と定義した上で、それぞれの現在に至る背景や日本社会で直面している問題、今後の日韓関係についてなど、さまざまな観点から詳しくご説明いただきました。
グローバル化が進む社会において多文化共生をどのように実現するか、という問題について、改めて深く考えるための大変貴重な機会となりました。
次回は6/6(火)、「刀が語る――もうひとつの日中文化交流史」というテーマで廖赤陽氏(武蔵野美術大学教授)が講師を務めます。
本講座は7/18(火)まで、毎週火曜日の5限(16:20~17:50)に開講。
在学生のほか、一般の方も無料でご参加いただけます。※要事前申し込み
詳細および一般の方の受講お申込みについては下記ページをご覧ください。