お知らせ
特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第9回の模様
2017/06/16
6/13(火)、一般財団法人ワンアジア財団の助成による特別講座「私たちは親しい隣人―アジア共同体の文化的共通性」第9回が行われ、麗澤大学客員教授の三潴正道氏が講師として登壇。
「ここが面白い!日本人の知らない中国人」という演題で講演を行いました。
三潴氏は日本人と中国人は似ている部分が多い一方で、文化や考え方の差を感じたときに大きな違和感を持つ傾向を指摘。
その上で、日本と中国の違いについて、故事来歴や「現世と来世」観の違い、「孝」の精神、経済発展・近代化の途上で起きた現象、といった10のポイントから分かりやすく紐解きました。
実際に「郵便ポストが日本では赤、中国では緑」「おごってもらったら値段を聞くのが中国の礼儀、値段を聞かないのが日本の礼儀」といった具体例を通じてそれぞれの常識や習慣・行動の違いと、その背景にある歴史や文化、考え方について学ぶことで、異文化理解と多文化共生について改めて考える好機となったようです。
次回は6/20(火)、「アジアの絵本物語」というテーマで唐亜明氏(福音館書店前編集長)が講師を務めます。
本講座は7/18(火)まで、毎週火曜日の5限(16:20~17:50)に開講。
在学生のほか、一般の方も無料でご参加いただけます。※要事前申し込み
詳細および一般の方の受講お申込みについては下記ページをご覧ください。