お知らせ

現代経営学部の2年生が欧文印刷株式会社と産学連携、「nu board」を使った新商品の企画をプレゼン

2017/07/26

現代経営学部の「専門基礎演習Ⅰ」(後藤智講師)が、東京・本郷に本社を持つ欧文印刷株式会社と産学連携のプロジェクトを実施。
受講学生たちが同社の人気商品「nu board」(ノートタイプのホワイトボード)を使った新商品の企画を行い、7/18(火)、前期の授業でまとめたアイデアを同社社員へプレゼンテーションしました。

プレゼンテーションには、欧文印刷の社員2名と、協力会社の社員1名が出席。
学生からは3チームが新アイデアの提案を行いました。

東洋学園大学_欧文印刷との産学連携
商品特性について発表する第1チーム

各チームはそれぞれnu boardの商品特性を紙のノートや近年広まっている電子端末と比較するなど、独自の視点で分析。
1チーム目は一般的なノートよりも紙が厚く硬いというnu boardのデメリットを逆手に取った“付箋紙のような小型のnu boardを3Dパズルのように組み立てて筆箱を作れるキット”、2チーム目は「タブレットのようなデジタル機器とアナログ機器の組み合わせ」という学生ならではの発想を活かした“机一体型のnu board”、3チーム目は学生のニーズやお財布事情に着目し、価格を抑えた “暗記シート型nu board”というアイデアを提案しました。

東洋学園大学_欧文印刷との産学連携2
机と一体化させるアイデアを提案した第2チーム

東洋学園大学_欧文印刷との産学連携3
暗記シート型商品を提案した第3チーム

プレゼンテーション後には、質疑応答とそれぞれの提案についての感想をいただき、「(筆箱キットについて)デメリットを逆手に取った発想が素晴らしい」「(机と一体型するアイデアについて)学生目線での発想と、全ての世代が使える点が良い」「(暗記シート型は)学生にとっての価格感が参考になった」など、発想の面白さや学生ならではの視点を高く評価していただきました。

東洋学園大学_欧文印刷との産学連携_質疑応答
真剣な表情で社員からのコメントに耳を傾ける学生たち

また、これまでに社内で考案されたものの商品化に至らなかったアイデアの紹介や、企画から商品化までのスケジュール感、新商品を企画する際に必要な考え方などのアドバイスもいただき、今後の学びに活かせるたくさんのヒントを得る貴重な機会となりました。