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観光業や社会問題を現地でフィールドワーク。「エコツーリズム論」のラオス・タイ学外研修

2017/08/31

8/2(水)~8(火)、グローバル・コミュニケーション学部「エコツーリズム論」(泰松範行教授)の学外研修をラオスとタイで実施しました。

東洋学園大学_エコツーリズム論ラオス・タイ学外研修

「エコツーリズム論」は、グローバル・コミュニケーション学部独自の集中科目のひとつです。
近年、その土地の自然環境や文化・歴史を活かしたツーリズムへの関心が高まっています。
エコツーリズムもその一つで、特に海外では盛んにおこなわれています。

中でもラオスは積極的に取り組んでいる国の一つである一方、日本での知名度はまだそれほど高いとは言えないのが現状です。
そこで、学生たちは「日本ではあまり知られていないラオスの魅力であるエコツーリズムをどのように紹介すれば知名度を獲得できるかを考える」ことを目標に据え、現地でのフィールドワークを行いました。

ラオスでは世界遺産に指定された街・ルアンパバーンに滞在し、エレファントキャンプ訪問やメコン川見学などのエコツアーに参加。

東洋学園大学_ラオスエコツアー(エレファントキャンプ) 東洋学園大学?ラオスエコツアー(エレファントキャンプ2)

伝統工芸の織物を展示・解説する施設も訪問し、現地の自然環境や文化を活かしたエコツアーの魅力について、肌で感じながら取材しました。

東洋学園大学_ラオスエコツアー(織物センター)

さらに、不発弾処理団体に付属する施設を訪れるなど、ベトナム戦争時に投下された不発弾が今なお大量に残っているというラオスの現状についても学びを深めました。

東洋学園大学_ラオス研修_不発弾処理団体施設

また、タイでも街並みや寺院を見学するなどのフィールドワークを行ったほか、在学中にラオスプログラムへ参加したことをきっかけに海外に興味を持ち、現在はシンガポールで働いている卒業生がバンコクにかけつけてくれて、学生たちと交流。

学生たちからの様々な質問にも答えていただき、海外での生活やキャリアについて現地で活躍する先輩からリアルな話を聞ける大変貴重な機会となりました。

東洋学園大学_エコツーリズム論_ラオス・タイ研修(卒業生との交流)
卒業生の青柳さん(写真右から2人目)との記念写真