お知らせ
八塩ゼミと目白大、LGエレクトロニクス・ジャパン(株)の大学間連携・産学連携プロジェクト、韓国研修の様子
2017/09/20
現代経営学部「マーケティングとメディア研究」ゼミ(八塩圭子准教授)と目白大学社会学部社会情報学科のゼミ(長崎秀俊准教授)、LG エレクトロニクス・ジャパン株式会社との産学連携マーケティングプロジェクトの一環として、9/5(火)~9/8(金)に韓国研修を実施。
グローバルブランドであるLGエレクトロニクスの本社を訪問したほか、現地の家電量販店、ギャラリー、有機ELパネルの工場視察などを行いました。
一行はまず、LGエレクトロニクス本社を訪問し、同社のアジアセールス・マーケティング担当の常務、チーム長ら重役の方々に研究の中間発表を行いました。
「有機ELテレビを日本市場でどのように売っていくか」というテーマのもと、現状把握のために行ったネット調査の結果と考察を、約15分間にわたってプレゼンテーション。
「重役の皆さんが熱心にうなずきながら聞いてくださって、たくさんの質問を投げかけてくださり、感激しました」(発表学生)
その後、ソウル市内の家電量販店やLGギャラリーなどを視察し、韓国におけるLG製品についての市場調査を行いました。
ソウル市内の家電量販店「bestshop」店内を視察する学生たち。
デザイン性とイメージ重視の店内ディスプレイに「日本と違う」と驚きの声が。
翌日は、ソウル市内からバスで1時間以上走り、38度線近くに位置するLGディスプレイの「パジュ工場」を訪問。
北朝鮮との国境である38度線からわずか10キロ程度という場所にハイテクで大規模な工場が展開されていること、その工場で作られる有機ELディスプレイの美しさや有機ELパネルによって広がる新しいライフスタイルの素晴らしさなど、学生はもちろん教員も驚愕するような発見が多く、大変貴重な視察の機会となりました。
LGディスプレイ「パジュ工場」にて。
有機ELディスプレイの美しさ、最新の技術の説明を受け、大興奮の学生達。
1日半のLG研修を終えた後、昔ながらの街並みが残る「北村」を散策する半日観光も行いました。
LGエレクトロニクス社のご協力のおかげで、普段ならまず足を踏み入れることができないグローバル企業の本社や工場を訪れたり、海外の市場視察をしたりと、学生にとってもかけがえのない経験をたくさんさせていただいた韓国研修。
この学びを活かし、学生たちは最終発表に向けて後期の授業でさらなる戦略のブラッシュアップ作業を進めます。