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毎日新聞「キャンパる」ページにグローバル・コミュニケーション学部生による記事が掲載

2017/09/21

9/8(金)の毎日新聞夕刊「キャンパる」ページに、大学生記者として活動中のグローバル・コミュニケーション学部3年の釘田まことさんによる「SNS映え」に関する記事が掲載されました。

キャンパる:大学生のSNS利用 企業が撮影、2人の思い出2017/09/08 毎日新聞 夕刊 4ページ

大学生たちがSNSに写真をアップする上でのトレンドワードが「SNS映え」。その写真が「見栄えが良い」という意味で使われる。「SNS映え」を気にしてか、みんなの注目を集めようとカップルたちが、カメラマンに撮影してもらうサービスが人気だという。東京・お台場で行われたカップル撮影体験会を取材した。

◇ネットで見栄えよく

サービスを行っているのは、「ラブグラフ」(東京都目黒区)。代表取締役の駒下純兵さん(23)が大学3年生のときに始めた。
大学の友人が「自撮り」で写真を撮っているのをみて、駒下さんが撮影して写真をプレゼントすると喜んでくれたのをきっかけに、2014年にビジネスを開始した。
自撮りでも撮れるが、「SNS映え」を気にしてか、主にカップルに人気が高い。利用者は、SNSを駆使する20代前半の学生や社会人が多いという。同社のカメラマンのうち同年代の学生が3割もいる。
今回取材したのは、お台場海浜公園(港区)で行われたラブグラフ体験会。体験では3240円で3枚の写真データがもらえる。「自撮り棒」などで自分で撮れば費用はかからないが、カメラマンに撮ってもらい1枚約1000円が高いかどうかは価値観次第。撮影時間も20分で気軽に楽しむことができる。
今回取材に応じてくれたモデルは、付き合い始めて1年半という、大学3年生の平田翔さん(21)と野田智子さん(20)。カメラマンは、女子学生のmiyuchoさん(21)=4年。
初めは緊張した様子の2人に、miyuchoさんが「2人の出会いのきっかけは?」などと、明るく話しかける。miyuchoさんは、「とにかくしゃべって笑わせるのが撮影の秘訣(ひけつ)」と語った。彼女いわく、友人には見せない、カップル間の空気感を大切にしているという。
まず木の陰で2人が手をつないだポーズを撮影。そのあと顔をのぞき込むしぐさなどを撮った後、浜辺に移動。浜辺で2人がシャボン玉で遊んでいる様子を撮影し、橋で2人が空を見上げている様子をカメラに収めて終わった。
ラブグラフを利用するのは初めてだったという2人。撮影後、平田さんは「最初は緊張したけど楽しかった」。野田さんも「2人の良い思い出ができた」と満足げ。撮影を依頼した理由について、「2人で思い出を作りたかった」という。また利用したいか聞くと、「記念日とか誕生日にまたお願いしたい」と見つめ合ってにっこり。撮ってもらった写真は、後日、インスタグラムにアップするという。
中にはプロポーズの次の日に撮影をお願いしたカップルもいる。その時は、プロポーズの様子を写真に収めたという。
ラブグラフによると、大学生カップルの撮影依頼は月に100件ほど。そのほとんどは、「思い出を残したい」というのが動機だ。利用者の多くが、撮影後にSNSにアップしている。
記者も同行した学生記者(女子)と2人で撮影してもらったが、miyuchoさんの明るさのおかげでリラックスできた。miyuchoさんはラブグラフでカメラマンになる前は、カメラをやっていなかったという。「人が好きで、どう撮影したら喜んでもらえるか考えるのが楽しい」とカメラを始めた。
広報の工藤萌さん(22)によると、学生カップルに人気のスポットは、横浜市内、お台場だそうだ。
記者もSNSを利用しているが「SNS映え」を気にしたことはなかった。今回体験してみて、見栄えのいい写真をアップしてみたくなった。【東洋学園大・釘田まこと】

■写真説明 記者2人で撮ってもらった写真。自撮りではこんな「SNS映え」した写真は撮れないかも=東京・お台場で、ラブグラフ提供

 (2017年9月8日 毎日新聞より)

東洋学園大学_170908毎日新聞_キャンパる

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