お知らせ

バングラデシュの人道支援NGO団体エクマットラ顧問の渡辺大樹氏による特別講義の様子

2017/11/13

11/8(水)、バングラデシュでストリートチルドレンの支援活動を行うNGOエクマットラ(Ekmattra Society)顧問、エクマットラ・アントラプレナーズ代表取締役社長を務める渡辺大樹氏が来学。
グローバル・コミュニケーション学部「企業活動と環境」(古屋力教授)で特別講義を行いました。

東洋学園大学_企業活動と環境_ゲスト講師渡辺大樹氏(右)
古屋教授(左)と渡辺氏(右)

渡辺氏は大学卒業後単身バングラデシュに渡り、ダッカ大学でベンガル語を学びながらストリートチルドレンの調査・支援活動を実施。
2004年にダッカ大学の仲間らとNGOエクマットラ(Ekmattra Society)を共同で設立し、青空教室の開催やチルドレンホームの開設をはじめとしたストリートチルドレンの支援や映像を通じた啓発事業を行っている人道活動家です。
エクマットラ ホームページ

特別講義のテーマは、「世界って変えられると思う ―エクマットラ代表取締役社長渡辺大樹氏の貴重なお話を伺って世界ってどのようにして変えられるのかみなさんで考えてみよう ―」。
渡辺氏がストリートチルドレン支援に飛び込むきっかけとなった大学時代の経験やエクマットラが手掛ける支援についてのお話をはじめ、クラウドファンディングを活用した支援プロジェクトを立ち上げて2018年の開校を目指している「エクマットラアカデミー」(ストリートチルドレンの社会復帰支援の一環として高等教育や技術訓練等を行う全寮制リーダー育成センター)のお話しなど、渡辺氏が現地で取り組んできた様々な変革について語っていただきました。

東洋学園大学_バングラデシュのストリートチルドレン問題について解説する渡辺氏

貧富の格差が大きな社会問題となっており、首都・ダッカには30万人ものストリートチルドレンが存在するとも言われているバングラデシュ。
そんなバングラデシュで、国際的な貧困支援の最前線に立つ渡辺氏の熱意とバイタリティに学生たちも強い衝撃を受けたようで、世界の現状や課題を学ぶ大変貴重な機会となりました。