お知らせ

JICA出身で地球環境問題・貧困問題の第一人者である須藤智徳氏による古屋ゼミの特別講義

2017/12/04

11/27(月)、立命館アジア太平洋大学大学院アジア太平洋研究科の須藤智徳准教授が来学。
グローバル・コミュニケーション学科「国際環境協力ゼミ」(古屋力教授)で特別講義を行いました。

東洋学園大学_国際環境協力ゼミ_ゲスト講師須藤氏

須藤氏は2015年まで独立法人国際協力機構(JICA)研究員兼企画部企画役として活動。
地球環境戦略研究機関やアフリカ開発銀行をはじめとする途上国支援の開発経済分野の現場を多数経験され、現在は地球環境問題と貧困問題の相関について研究を続けていらっしゃいます。

東洋学園大学_古屋教授と須藤氏
古屋教授(左)と須藤氏(右)

特別講義は「世界の作り方~ワールドカフェ~」というテーマで行われました。
須藤氏は、まず「開発とは何か」「開発と環境の国際会議」「SDGs(持続可能な開発目標)形成のプロセス」といった途上国支援・開発経済について解説。
現場の最前線で活躍されてきた須藤氏ならではの貴重な体験談を踏まえたリアルなお話を伺うことができました。

東洋学園大学_国際環境協力ゼミ_特別講義

さらに、ワークショップ形式で「ビジョンの作り方(ワールドカフェ)」を体験。
実際に行われた環境国際会議等での実例を再現して、学生同士で意見交換を行いました。
いきいきと意見交換をしながら新たな発想の誕生を目指すという内容のワークショップは参加したゼミ生からも「とても面白かった」と好評で、今後の研究のヒントにあふれる貴重な授業となりました。