お知らせ
現代経営学部の2年生が欧文印刷株式会社と産学連携。新商品を企画・プレゼン(後期)
2018/01/16
現代経営学部の「専門基礎演習II」(後藤智講師)と欧文印刷株式会社の産学連携プロジェクトの締めくくりとなるプレゼンテーションを1/9(火)に実施しました。
同プロジェクトは、欧文印刷株式会社が手掛ける「nu board(ヌーボード)」に関する新商品のアイデアを学生が企画するというものです。
nu boardとは欧文印刷(株)が開発したノートタイプのホワイトボードで、現在はリングノート型やバインダー型をはじめ、様々なサイズ・形状の商品を販売。
紙のノートと違って何度も書き直せるエコ・フレンドリーさや携帯性の高さが話題を呼んでいます。
「専門基礎演習II」では、10月に同社社員が来学し、nu boardの機能や商品を紹介する特別授業を実施。
その後、学生たちは4チームに分かれ、約2カ月間かけて新商品のアイデアを練り、nu boardの商品開発に携わる社員2名をお招きして最終プレゼンテーションを行いました。
1チーム目は、大学生を対象にアンケートを行い、消費者のニーズをリサーチ。
nu boardの軽さや何度も書き直せる機能とスマートフォンのカメラ機能を組み合わせてメモを取りやすくするアイデア「nu board搭載型スマートフォンケース」を提案しました。
2チーム目は電話対応や事務作業の多いオフィスワーカーをターゲットに、デスク貼り付け型のメモ「NOTIZEN BOARD」を提案。
静電気機能を利用して机に貼り付けるというアイデアに、社員の方々からも「使い勝手がよさそう」というコメントが聞かれました。
3チーム目は社会人以外にもnu boardのターゲットを広げる戦略として、“遊べるnu board”をテーマにアイデアを検討。
子どもから大人まで楽しめるアイデアとして、自分で駒を書き込んで遊ぶ「ヌーボードゲーム」を提案し、様々なゲーム盤やメモ帳等、中身を入れ替えて使えるリングノート式のプロトタイプ(試作品)を用意して拡張性の高さもアピールしました。
4チーム目はnu boardそのものではなく、nu boardに書き込むためのホワイトボードマーカーに着目。
競合の少ない高価格・高機能帯の商品として、nu board専用マーカーにボールペン、シャープペンシル等の文具を統合した「ノック式マルチカラーペン」を提案しました。
各チームの発表後は質疑応答が行われ、社員の方々から学生に対してデザインや機能の詳細やプロモーション戦略、価格設定など、実際の開発現場で必要となる様々な視点からのアドバイスが。
欧文印刷(株)社員の方々
また、「社会人以外の層をターゲットにするなど、新鮮なアイデアを聞くことができてよかった」「nu boardの可能性について改めて考える時間になった」といった嬉しい感想もいただきました。