お知らせ

平成29年度卒業論文・卒業制作発表会の模様(グローバル・コミュニケーション学部)

2018/02/16

1/26(金)、グローバル・コミュニケーション学部の「平成29年度卒業論文・卒業制作発表会」を東京・本郷キャンパスで実施。
10名の学生が登壇し、会場に集まった教員・在学生の前で集大成となるプレゼンテーションを行いました。

東洋学園大学_H29年度GC学部卒論発表会

今年は英語教育、言語学、日本文化、メディア、国際関係、NGOの活動、環境問題といった個性豊かなテーマの卒業論文・ゼミ論文が揃いました。

審査の結果、グローバル・コミュニケーション学科の最優秀論文賞は中国と日本の関係について、近代史を中心に国家間の関係、人と人との関係、および日中の文化や生活習慣などを検証しまとめた「多文化理解ゼミ」(佐藤泉教授)の鈴木さんによる論文「中国と日本の関係史~歴史と文化を中心に~」が受賞。

東洋学園大学_GC学科H29年度最優秀論文賞
最優秀論文賞(グローバル・コミュニケーション学科)を受賞した佐藤ゼミの鈴木さん

英語コミュニケーション学科の最優秀論文賞は、三代目市川猿之助によるいわゆる「猿之助歌舞伎」について、他の役者との違いや魅力の理由を深く掘り下げた「英米文化と文学ゼミ」(勝田薫教授)の中嶋さんによる論文「三代目市川猿之助と歌舞伎-猿之助歌舞伎の魅力」
が受賞しました。

東洋学園大学_EC学科H29年度最優秀論文賞

最優秀論文賞(英語コミュニケーション学科)を受賞した勝田ゼミの中嶋さん

また、当日優れたプレゼンテーションを行った学生を表彰する「最優秀発表賞」は、ベトナムで活動する複数のNGO団体に対するヒアリング調査を行い、ベトナムにおけるNGOの役割がストリートチルドレン支援から教育・農業支援へと移行しつつあることを論じた「アジア社会ゼミ」(対馬宏教授)所属の大松理紗さんが受賞。

「優秀発表賞」は、小学校で国際理解教育の実習を行った経験を元に小学校外国語活動について論じた「児童英語教育ゼミ」(坂本ひとみ教授)の下村義和さんが受賞しました。

東洋学園大学_H29年度GC学部_最優秀発表賞
最優秀発表賞を受賞した対馬ゼミの大松さん
東洋学園大学_H29年度GC学部_優秀発表賞
優秀発表賞を受賞した坂本ゼミの下村さん

また、会場に集まった学生の投票により選ばれる「学生が選ぶ発表賞」は、2017年夏のデンマーク合宿に参加し、「世界一幸福な国」と呼ばれるデンマークの環境政策研究を行った「国際環境協力ゼミ」(古屋力教授)の髙橋茜さんが受賞しました。

東洋学園大学_H29年度GC学部_学生が選ぶ発表賞
「学生が選ぶ発表賞」を受賞した古屋ゼミの髙橋さん

 


 

平成29 年度 卒業論文発表会(グローバル・コミュニケーション学部)

■発表者・論題(発表順)

村上咲季 「ICTを活用した学習支援と英語教育~今後の教育に求められる学習~」

下村義和 「国際理解教育の観点から考える 小学校外国語活動の意義」※優秀発表賞

牧内祐菜 「『銀河鉄道の夜』からみる 宮沢賢治のオノマトペ」

中嶋寛晶 「三代目市川猿之助と歌舞伎」※最優秀論文賞(英語コミュニケーション学科)

水野亜香音 「Oriental Land」

高野早苗 「スポーツ人気の多様化に関する考察」

佐藤佑輝 「1989年 メディアの転換点」

鈴木 紋 「中国と日本の関係史 ~歴史と文化を中心に~」※最優秀論文賞(グローバル・コミュニケーション学科)

大松理紗 「ベトナムにおける海外NGOの役割とその変遷」(ゼミ論文)※最優秀発表賞

髙橋 茜 「持続可能性と幸福度の相関性についての一考察 -世界一幸福な国デンマークの環境政策研究を中心に―」※学生が選ぶ発表賞