お知らせ

公正取引委員会の職員を招いた特別講義「独占禁止法教室」の模様

2018/06/13

6/7(木)、公正取引委員会の職員である加瀬川晃啓氏が来学。
現代経営学部の「ビジネス法」(鵜瀞惠子教授)で、「独占禁止法教室」を開催しました。

東洋学園大学_2018年度独占禁止法教室

「独占禁止法教室」は、将来を担う学生に対し、社会人として経済活動に参加する際に、独占禁止法を遵守するとともに、消費者として厳しい目で商品選択を行うことができるよう、独占禁止法の意義と役割を理解してもらうことを目的として、公正取引委員会が全国各地の大学等で開催しているもの。
本学では、公正取引委員会を経て現職という経歴を持つ現代経営学部の鵜瀞惠子教授との縁で、毎年同教室を実施しています。

東洋学園大学_独占禁止法教室_講師

講義のテーマは「カルテル・談合と公正取引委員会の役割」。

市場経済における「競争」の必要性と、それによる消費者のメリットを解説後、消費者に不利益を与えるようなカルテル・談合を禁じている「独占禁止法」の役割について説明。
具体的な事例を挙げたり、学生と双方向でやり取りしたりしながら、カルテル・談合が消費者の暮らしに及ぼす影響を分かりやすくお話いただきました。

東洋学園大学_2018年度独占禁止法教室

さらに、独占禁止法を所管する公正取引委員会の役割や、一般企業との関係性についても解説。

一般消費者には見え辛い部分についてわかりやすくご説明いただき、市場経済におけるカルテル・談合の問題点や独占禁止法の意味をより深く理解する好機となりました。