お知らせ
大学院の創立10周年記念・ネパールのKing’s Collegeと本学大学院生との合同リサーチプロジェクトを実施
2018/06/25
東洋学園大学大学院 現代経営研究科が、今年で創立10周年を迎えました。
記念行事として、6/10(日)~17(日)の1週間に渡って、King’s College NepalよりDr. Bharat P. Bhatta(Head of Research and Development)と大学院生5名を東京・本郷キャンパスに招待。
6/11(月)に創立10周年記念イベントを開催したほか、本学大学院生とKing’s Collegeの大学院生による合同リサーチプロジェクトや本学教授陣による特別講義、学外研修等を実施しました。
6/11(月)は、午前中に東洋学園大学卒業生であり国内外で日本語教師として活躍している高久孝幸さん(2007年卒)が「サバイバル日本語クラス」を開講。
King’s Collegeの大学院生たちは、日本語での日常会話に加え、日本の文化や生活、自分の名前の書き方や自己紹介についてなどを2時間にわたって熱心に学んでいました。
同日の夕方には、在学中の大学院生及び大学院の教授陣に加え、退職教員やKing’s Collegeのメンバーらを招いての「大学院創立10周年記念イベント」を開催しました。
旦祐介学長の挨拶に続き、横山和子研究科長、前・研究科長の鎌田信夫講師がそれぞれ10年間を振り返ってスピーチを行いました。
また、King’s College のDr. Bharatから祝辞をいただき、旦学長に記念品が手渡されました。
その後は和やかな歓談が続き、創立10周年を祝うとともに、日本とネパールの国境を越えて大学院生・教員らが親睦を深める貴重な時間となりました。
さらに、“Urban Business Studies”をテーマとしたKing’s Collegeと本学の大学院生による合同リサーチプロジェクトを実施し、6/15(金)に最終プレゼンテーションが行われました。
学生たちは4チームに分かれ、
・Air BnBをはじめとする民泊ビジネスの東京とカトマンズにおける現状と展望
・ソーシャルビジネスに関する日本とネパールの公的制度比較
・給料と生活費の差が起業のモチベーションに与える影響:King’s Collegeと東洋学園大学学生へのアンケート調査から
・マーケティングツールとしての音楽が持つビジネスベネフィットについて
といったテーマを設定し、日本とネパールそれぞれの視点からリサーチした内容を報告しました。
4日間という短い期間の中ではありましたが、互いの国におけるビジネスの動向を共に学ぶ貴重な機会となったようです。
その他、King’s Collegeとの合同行事として、東京証券取引所やキッコーマン株式会社の見学等の学外研修、横山研究科長による東南アジアの経済発展に関する講義、田中巌教授による日本経済に関する講義、後藤智准教授によるデザインマネジメントに関する講義、井原久光講師による日本企業を題材とした経営やマーケティングのケーススタディ等も行われました。