お知らせ

日本語教員養成課程を履修中の3年生3名が日本語学校で実習を行い日本語教育の現場を体験

2018/09/12

グローバル・コミュニケーション学部の3年生で日本語教員養成課程を履修中の3名が、都内の日本語学校で実習を行い、日本語教育の現場を体験しました。

東洋学園大学_日本語教育実習

東洋学園大学_日本語教育実習先のヒューマンアカデミー日本語学校

今回の実習はヒューマンアカデミー日本語学校東京校で行われ、本学の日本語教員養成課程で優秀な成績をおさめている3年生3名が参加。
7/31(火)に事前研修を受けたうえで、8月下旬に5日間の実習に参加しました。

東洋学園大学_日本語教育実習事前研修
事前研修の様子

学生たちは同校の講師から指導を受けながら、ティーチング・アシスタント(学習補助)として初級クラス、初中級クラス、上級クラスの授業に参加。
講師や学習者の様子を間近で感じながら、グループワークに参加したり、実際に模擬授業を行ったりして、日本語を母語としない学習者に対する指導法や授業の進め方を学びました。

東洋学園大学_日本語教育実習_グループワーク
初中級クラスのグループワークに参加する学生(写真左端)

9/4(火)には修了式が行われ、学生3名が実習の成果についてプレゼンテーションを行いました。

東洋学園大学_日本語教育実習修了式プレゼン

どの学生も、印象に残った点として同校の進める学習者が主体的に授業に取り組むアクティブ・ラーニング型授業について挙げ、「学習者が主体的に活動する授業を経験し、『日本語教師』のイメージが変わった」「現実社会のリアルなシチュエーションで会話できるよう工夫されている授業に驚いた」といった感想が聞かれました。
また、「もっと学習者同士で学びあうという部分を活かし、学習者主体の授業をしたいと思った」といった声もあり、得るもののとても多い充実した実習になった様子が伺えました。

修了式には東京校の辻和子校長やチューターとして各学生の指導を1対1でご担当いただいた先生方にもご出席いただき、実習の振り返りと学生たちの気づきに対する高い評価の声を頂きました。
また、指導を担当した山本博子専任講師は、同校へ感謝の気持ちを伝えるとともに、学生たちに対して「今回の学びを大学の授業でもぜひ活かしてほしい」と激励の言葉を贈りました。

東洋学園大学_日本語教育実習_修了式
実習に参加した学生と辻和子校長(前列左から2人目)、山本博子専任講師(後列左から2人目)、指導をしていただいた先生方