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特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第2回講義の模様

2018/09/29

9/27(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第2回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア特別講座第2回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。

第2回は、拓殖大学の朱炎教授を講師に迎え、「『一帯一路』構想の背景、狙い、内容とその進展」というテーマでお話しいただき、初回に続き一般・在学生あわせて100名を超える参加者が出席しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア特別講座第2回_教室全景

講義では、まず「一帯一路」構想について、中国が同構想を主導する狙いやメリット、関係諸国へのアプローチといった基礎知識に加えて、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立、一帯一路国際協力サミットフォーラムの開催といった、これまでの5年間におけるプロジェクトの進展についてお話しいただきました。
さらに、エネルギー輸送の4ルート、中国とパキスタンを繋ぐ経済回廊、中欧国際鉄道コンテナ定期便といった現在進行中の各事業について具体的な内容と問題点、リスクについて解説していただきました。

次回は10/4(木)、経済ジャーナリストでメディアオフィス「時代刺激人」代表を務める牧野義司を講師に迎え、「アジアのシリコンバレー深?:イノベーションの現状と日本への示唆」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み
詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。 

東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座