お知らせ
学園祭で実施された図書館とメディアセンターの一体型企画「ビブリオスクエア」報告と企画教員インタビュー
2018/11/02
10/13(土)、14(日)に開催された「第26回東洋学園大学 フェニックス祭 郷郷祭り」は、昨年を超える人数の来場者を迎えて大盛況となりました。
学生たちの出店や発表、ステージ企画などで盛り上がる中、1号館の一角では初の試みとして本学図書館とメディアセンターの一体型企画「ビブリオスクエア」が開催されました。
「ビブリオスクエア」では、図書館の除籍本をリサイクル図書として無料頒布したほか、来場者がイチオシの本を書き込む「私のおすすめ本はコレ!」コーナーが設置され、2日間で350名近くが来場。
最終的なリサイクル図書の持ち帰り数は350冊、「私のおすすめ本はコレ!」コーナーへの投稿は22件という盛況ぶりでした。
さらに同スペースでは、グローバル・コミュニケーション学部の有志教員4名が「私を変えた1冊」をテーマにしたプレゼンテーションで対決するビデオ上映も実施。
動画企画のコーディネーターであるグローバル・コミュニケーション学部の竹内雅俊専任講師に、本企画のきっかけや経緯を聞きました。
<竹内講師のコメント>
本企画は、多くの大学で開催されているビブリオバトルについて教員同士で話し合う中で、「教員が本気のプレゼンをしたらどうなるか」という話題が盛り上がったことをキッカケに企画しました。
それぞれの専門外の本について、「私を変えた1冊」というテーマで本気のプレゼンをする動画を作ったら面白いのでは、という話になり、どんどん企画が進展しました。プレゼンテーション後には本学図書館の司書との質疑バトルの様子も収録したのですが、事前にテーマとなった本を読みこんだ上でプレゼン中もずっとメモを取り続けていた司書からはプレゼンする我々が驚くような鋭い質問も多く、真剣勝負となりました。
こういった自主的なアイデアや企画を実現できるところが大学にいる醍醐味だと言えますし、今回の教員発信企画を通して学生にもそのことが伝わったら嬉しいです。
動画上映の様子
動画の撮影・編集は本学メディアセンターが担当。
本学の共用教育研究施設群に属する図書館とメディアセンターの一体型企画としても、今後につながる意義のある取り組みとなりました。
「私を変えた1冊」プレゼンテーション動画参加教員と紹介図書は以下の通りです。
ぜひ、機会があれば図書館や書店で手に取ってみてください。
・井上実佳准教授 『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』(ズラタン・イブラヒモビッチ著) ※来場者票1位
・依田悠介准教授 『色即ぜねれいしょん』(みうらじゅん著)
・山本博子専任講師 『絶対泣かない』(山本文緒著)
・竹内雅俊専任講師 『ガラスの動物園』(テネシー・ウィリアムズ著)