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特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第7回講義の模様

2018/11/05

11/1(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第7回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第7回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。

今回は前カンボジア大使の隈丸優次氏を講師に迎え、「カンボジアにあたる三つの焦点-元外交官の視点」というテーマでご講演いただきました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第7回_隈丸優次氏

隈丸氏は元外交官の視点として、「民主化交代と強権主義台頭の風潮」「中国傾斜」「日本ODAの理念と実践」という3つのポイントからカンボジアについて解説。
内戦から復興し、発展途上にあるカンボジアについて、一旦は民主化の動きを見せながらも2018年の総選挙によって一党独裁体制にある現状とこれまでの経緯、中国傾斜が進む背景と欧米の反応や懸念点、日本のODAの現状と今後のアプローチの方向性についてなど、カンボジアの政治と経済について様々な側面からお話しいただきました。

次回は11/8(木)、評論家の辺真一氏を講師に迎え、「米朝首脳会談後の北朝鮮」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み

詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。

東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座