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[硬式野球部]秋季リーグ戦最終戦は4年生が躍動。延長11回の激闘もドロー
2018/11/08
東京新大学野球連盟の2018年秋季リーグ戦(2部)の最終戦となる第十戦は、11/3(祝・土)に本学の流山グラウンドにて高千穂大学と対戦、最後の公式戦となる4年生が投打に躍動しました。
試合は延長11回の激闘となりましたが、お互い譲らず4-4のドロー。
最終対戦成績は4勝5敗1分の4位となり、秋季リーグ戦を終了しました。
この試合の立役者は5回以降に登板した4年生を中心としたリリーフ陣でした。
先発したのは戸嶋投手(3年・日本文理高)。
初回に3連打で2点を奪われる苦しい展開となりますが、2回以降は得点を与えず我慢します。
しかし5回に一死二塁からタイムリーを打たれ1点、次打者に二塁打を浴びさらに一死二三塁と大量点につながるピンチを背負います。
ここでリリーフしたのが沢田投手(4年・長野日大高)。
沢田投手は次打者のショートゴロの間に1点は与えるものの、後続を打ち取りピンチを切り抜けます。
6回は米田投手(4年・海星高)が登板。四球を二つ与えますが持ち前の笑顔と気迫で被安打ゼロと無失点に抑えます。
7回の佐野投手(3年・岩倉高)もその流れを汲み三者凡退とすると、8回は背番号18の近藤投手(4年・本庄第一高)が今季初登板。
怪我の影響もあり悔しいシーズンとなった近藤投手は、緊張からか先頭打者に二塁打を打たれますが、後続は本来のピッチングを取り戻しこちらも無失点とします。
9回からはクローザーの松永投手(4年・土浦日大高)が登板。
前の試合で延長3イニングを投げ、悔しい結果となった松永投手は「同じ間違いはしない。今日は絶対打たれたくなかった。」と速球を中心に気迫の投球を披露。この試合でも延長11回まで3イニングを投げましたが、被安打1の無失点と完璧に抑え込みました。
完璧なリリーフの4年生投手陣、沢田投手(左上)米田投手(右上)近藤投手(左下)松永投手(右下)
打撃陣は4回裏の2点を追う場面で一死一二塁から谷石選手(3年・川崎北高)のレフト前安打でレフトがもたつく間に1点を返します。
さらに5回裏の1-4とリードを3点許している場面で一死一塁から福島選手(4年・敬愛学園高)がライト前安打でつなぎ一死一二塁とします。ここで代打の山崎選手(4年・浦和実業)のライト前安打を外野が後逸している間に二者生還し3-4と1点差とします。
3安打と活躍の福島選手
山崎選手のヒットで1点差に詰め寄る
7回裏、この日3安打と活躍した福島選手のレフトへの安打が相手失策を誘い一気に三塁へ進み、無死三塁とします。
一死後6回からマスクを被っている佐藤選手(4年・大森高)がレフトへ犠牲フライを放ち福島選手が生還、同点とします。
佐藤選手の犠飛で同点
その後は再三チャンスを作りますが残念ながら追加点を奪えず、そのまま引き分けとなり最終戦を終えました。
試合後は、4年生一人ひとりから挨拶。
涙や笑いを交えながら4年間を振り返り、野球を続ける選手や野球を引退し次のステップへと進む選手も今後の抱負を語りながら、後輩たちに1部昇格の目標を託しました。
笑顔で最終戦を終えた4年生
新チームは最終戦翌日の11月4日から既に始動。4年生が果たせなかった1部昇格を達成すべく、来季に向けて動き出しています。
今後とも、応援よろしくお願いします。
◎東洋学園大学 硬式野球部の試合結果 【2018年度2部秋季リーグ戦4位】
9/9 (日) 対日本工業大 3対0 〇
9/17 (月・祝) 対高千穂大 4対5
9/22(土) 対東京学芸大学 5対6
9/23(日) 対日大生物資源科学部 10対9 〇
9/29(土) 対首都大学東京 4対6
10/6(土) 対日本工業大学 3対2 〇
10/7(日) 対東京学芸大学 1対5
10/20(土) 対日大生物資源科学部 13対3 〇
10/27(土) 対首都大学東京 7対10
11/3(土・祝) 対高千穂大学 4対4(引き分け)