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特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第8回講義の模様

2018/11/12

11/8(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第8回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第8回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。

今回は評論家の辺真一氏を講師に迎え、「米朝首脳会談後の北朝鮮」というテーマでご講演いただきました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第8回_辺真一氏

今年6月にシンガポールで開催されたアメリカ合衆国のトランプ大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩朝鮮労働党委員長による米朝首脳会談。
アメリカと北朝鮮のトップが史上初めて直接対面するという歴史的な1日に、世界の注目が集まりました。
辺氏はまず、歴史的会談を巡る米朝の動向について解説。
会談直前まで両国間が緊張状態にあった事実や、米朝首脳会談でどのような発言があったのか、1年に3度という異例の頻度で行われた韓国と北朝鮮との南北首脳会談が持つ意味などをお話しいただきました。
そのうえで、北朝鮮の非核化に向けた課題、立地や資源などのポテンシャルを活かした経済再建(5か年経済計画)や「羅先経済特区開発構想」といった北朝鮮の今後について、アメリカや国連の動向とともに詳しく解説していただきました。 

次回は11/15(木)、恵泉女学園大学准教授の李泳采氏を講師に迎え、「南北首脳会談と朝鮮半島の行方」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み

詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。
東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座