お知らせ

特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第9回講義の模様

2018/11/20

11/15(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第9回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第9回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。

今回は恵泉女学園大学准教授の李泳采氏を講師に迎え、「南北・米朝首脳会議以降の朝鮮半島の行方とキャンドル市民革命の意義を問い直す-文在寅政権の可能性と限界を読み解く」というテーマでご講演いただきました。
東洋学園大学_2018年度ワンアジア第9回_李泳采氏

ちょうど講義当日が韓国では大学入試の日だったということで、まずは韓国社会での大学入試の重みについてから講義がスタート。
日本とは似ているようで異なる社会・文化を持つ韓国および北朝鮮について、2018年の南北首脳会談が持つ意味や板門店宣言での合意内容、米朝首脳会談が行われたことでどのような変化があるかを解説していただきました。
さらに、韓国で2016年の10月から翌年5月の大統領選挙まで17回にわたって行われ、多くの市民や若者が参加した「キャンドルデモ」と、その結果として当時の朴槿恵前大統領の弾劾などの市民革命に成功したことを紹介。
韓国における民主化運動の歴史と今後の課題についてもお話しいただきました。

次回は11/22(木)、東京大学特任講師の李彦銘氏を講師に迎え、「日本の歩んできた道と『一帯一路』」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み

詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。
東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座