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特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第10回講義の模様

2018/11/27

11/22(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第10回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第10回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。 

今回は11/22(木)、東京大学特任講師の李彦銘氏を講師に迎え、「戦後日本の歩んできた道と『一帯一路』に対する示唆」というテーマでご講演いただきました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第10回_李彦銘氏

気鋭の若手研究者である李氏は、『一帯一路』と第二次世界大戦後の日本による対外経済戦略の比較研究を行っておられ、今回の講義ではその一端を紹介。
まず、戦後日本によるプラント輸出戦略を例に、日本の政策と経済界の動き、国際経済的な背景、欧米との摩擦や途上国の要望といった国際社会の反応を解説いただきました。
そのうえで、中国が進める『一帯一路』にまつわる政策やこれまでの動き、国際社会の反応をわかりやすく比較解説していただき、『一帯一路』について改めて整理し、理解を深める好機となりました。

次回は11/29(木)、東京大学教授の丸川知雄氏を講師に迎え、「中国・新興国ネクサス:世界経済の新たな構造」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み

詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。

東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座