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特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第11回講義の模様

2018/12/03

11/29(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の第11回講義を実施しました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第11回

本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
アジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しています。

今回は11/29(木)、東京大学教授の丸川知雄氏を講師に迎え、「中国・新興国ネクサス:世界経済のあらたな構造」というテーマでご講演いただきました。

東洋学園大学_2018年度ワンアジア第11回_丸川知雄氏

講義では、まず米中貿易戦争におけるアメリカの経済制裁と中国の報復について解説。
そこから世界経済における中国の存在感や成長を分析し、従来の見方からの転換が必要であることを指摘しました。
さらに、世界における195の国・地域のうち、136の国と地域でアメリカを上回る貿易相手国となった中国と、中国が提唱する「一帯一路」にかかる期待と疑念をテーマに、アメリカや新興国と中国の関係性をお話しいただいたほか、今後の世界経済及び米中関係の展望についても解説いただきました。

次回は12/6(木)、共同通信社デスクの杜新氏を講師に迎え、「アジアで新天地を得た日本の漫画・アニメ」というテーマで講義を行う予定です。
ぜひ、奮ってご参加ください。

本講座は1/10(木)まで毎週木曜の4限(14:40~16:10)に本郷キャンパスで開講します。
※12/20(木)・12/27(木)・1/3(木)は休み

詳細および一般の方の受講お申し込みについては下記ページをご覧ください。
東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座