お知らせ

本学学生×総務省「働き方改革ディスカッション」開催報告

2019/01/17

12/19(水)、現代経営学部のプロジェクトマネジメント講義(本庄加代子准教授)にて、学生有志14名と総務省行政評価局総務課長箕浦龍一氏、総務省若手職員7名による「働き方改革」に関するディスカッションを本郷キャンパスで実施しました。

東洋学園大学_総務省×学生「働き方改革」ディスカッション

昨年7月、現代経営学部の「マーケティング戦略ゼミ」(本庄加代子准教授)のゼミ生らが総務省を訪問し、箕浦氏(当時行政管理局企画調整課長)と懇談しました。
その際、ゼミ生との議論が活発化したことをきっかけに、「次なる社会の担い手である学生の目線で『働き方改革』を考える機会」として、今回の企画が実現しました。

東洋学園大学_働き方改革ディスカッション箕浦龍一氏
総務省行政評価局総務課長の箕浦龍一氏

当日は、箕浦氏と20代を中心とした総務省職員7名が来学。
まず箕浦氏が「働き方改革」の概要を説明。さらに本庄准教授が事例を紹介し、「働き方改革」が必要とされている現実を示しました。

そのうえで、「働き方改革は本当に機能するのか」というテーマを掲げ、「機能する派」と「機能しない派」にわかれてグループ会議(ディスカッション)を行った後、代表者による討論(ディベート)を実施。
東洋学園大学_働き方改革ディスカッションの様子
学生、職員入り混じっての活発な意見交換がスタート。

東洋学園大学_働き方改革ディスカッション討論学生
意見を発表する現代経営学部3年生

学生・総務省職員の双方から様々な意見が上がり、特に学生たちからのストレートな疑問や熱意溢れる追及には総務省職員から「率直な意見を怖がらずにぶつけていく姿勢が素晴らしくもあり、頼もしく思った」「本質にせまる発言が多く、感心した」といった声が上がるほど。

ディベート終了後には、総務省の職員の方を含めた全参加者の中から現代経営学部の3年生がMVPに選ばれました。
東洋学園大学_働き方改革ディスカッションMVP学生
MVPに選ばれた学生(写真左)

授業後の学生アンケートでは平均満足度が5点満点中4.9点という高いスコアとなり、「多様な意見をたくさんうかがうことができ、ディベートも楽しかった」「貴重な機会をいただいた。就職活動あるいは就職後に活かしていきたい」などのコメントが書かれるなど、とても有意義な時間となったようです。

参加した学生の感想(一部)
・働き方改革の目的がわかった反面、その背景にQOLの考え方の違いや本質的な疑問があるので、リアルな声をきくことが改革を進める一歩だと思います。
・「働く」ということは「生きる」ことの一部であって、そこには自由な形があって良いのだと思いました。
・自分の社会に対しての関心を見つめなおすことができました。

総務省職員の感想(一部)
・忘れていた「働く前の視点」を思い出すことができたことが大きな収穫でした。
・学生世代が知っている新たなテクノロジーやアプリなどの情報を得られて刺激的だった。
・カジュアルにディスカッションすることで会話しながら論点整理ができ、楽しめた。