お知らせ
特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」第14回講義(最終回)の模様
2019/01/17
1/10(木)、2018年度ワンアジア財団助成特別講座「アジア共同体への新しいアプローチ―『一帯一路』構想はアジアに何をもたらすか」の今期最終回となる第14回講義を実施しました。
本講座は2015年度から続く特別講座の第4弾で、本学在学生が履修するほか、一般の方も無料で受講できる公開講座として開講。
今期はアジアの政治、経済、社会など幅広い分野の第一人者を毎回お一人ずつ講師として招き、全14回の講義を実施しました。
講座の締めくくりとなった1/10(木)の第14回講義は、講師に首都大学東京の島田晴雄理事長を迎え、「激動する世界と中国の課題 トランプ発貿易戦争をどう克服するか」というテーマでお話しいただきました。
講義ではまず、昨年12月に行われた米中首脳会談におけるアメリカ・中国それぞれの思惑と課題、中国の技術戦略とHuawei技術副会長の逮捕といったホットな時事トピックスを取り上げました。
その上で、制裁関税の発動をはじめとするトランプ大統領発の貿易戦争と“トランプ現象”の捉え方、中国の歴史と自己認識、世界への影響力など、アジアはもちろん国際社会・国際経済におけるキーとなっているアメリカと中国の動向について様々な角度から分析。
講座の締めくくりにふさわしい知見を得る機会となりました。
最終回の講義後には、講師の島田氏と一般参加者の方々、本講義の担当であるグローバル・コミュニケーション学部の朱健栄教授との懇談会も行われました。
今期は一般の方々と在学生、ともに約100名の申し込み・履修登録があり、全14回の講座を盛況のうちに終えることができました。
講師の方々、ご参加いただいた方々に厚く御礼申し上げます。
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東洋学園大学 ワンアジア財団助成特別講座